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内容説明
地殻変動により、外界と深い溝で分断された世界の中で人々は日々を生きている。外に出る唯一の方法は、旧世代の手法を用いること。すなわち、かつて戦闘機として利用されていた特殊な鳥たち「ゼロ」の力が不可欠であった。生きる目的を持てずにいた日高ひふみは、ゼロに興味を抱き、パイロット登用試験を受験することを決めるが…!? “人”と“鳥”と“隣の世界”の近未来SFファンタジー!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
honoka
46
ゼロ式が巨大インコ……な、なんて可愛い…褒めて褒めて〜と頭を下げる姿は昔我が家にいたインコの姿とダブる。でも戦闘機なんだ。2015/04/12
眠る山猫屋
44
思いの外良い作品。自分が〝空を飛ぶ〟ものが好きな事を再認識。閉ざされた世界、唯一飛行できるのは、巨大な鳥の形をした飛行機(?)。主人公ひふみが絆を結んだのはインコ、仲間はフクロウにアホウドリ。リアルな鳥の巨大版。鳥である必要性はあまり感じないけれど(卵から孵し、パイロットが死ぬと卵に戻るというテクノロジー?!)、世界を阻む溝を越える可能性があるのは彼らだけ。でも社会は受け入れない。夢とかロマンとか不況下では否定されても、飛ぶことを諦めない人々。例え鳥形の戦闘機であるにしても。なんだか気持ちの良い物語だ。2019/05/31
とも*
33
こんないい所で終わるなんて! 卵が孵る度に精巧に成長していくとか唯一の相手とかドキドキするわー 戦争後の混乱期で世界は厳しかったり卵に選ばれるまでのそれぞれの日常とか辛い出来事もあるけれど最後の方で殿下とハルと号泣する所とか攻略法には笑ってしまったし、日高とゼロのおでこキスの場面はキュンとしたよ。 この世界観でもっと読んで見たいな。 殿下の実は~な話は興味深いし、是非とも成功して暴言吐いた記者達を見かえして欲しい。 余談だけれど卵がパイロットを選ぶって所で六青さんの代償シリーズを思い出してしまった。 2015/04/12
きょん
23
第二次世界大戦後と学生運動時代のMIXしたような社会で兵器の平和活用という考えさせられるテーマを持ちつつもゼロ式の可愛さにやられてしまいました。殿下の血筋の問題の詳細も気になる所だし、丸の内の外の世界がどうなっているかも気になる。続きでないのかな。2015/04/15
り こ む ん
18
無気力と言うか?将来にとくにやりたいこともなく、ただ、ただ、その日を流されて生活している青年が、前時代の戦闘機らしきデカイ鳥に出会うことで、前に進んでゆく話。鳥=戦闘機と言う設定が面白い。ちょっと、説明不足で何だか分からないところがあるけれど…面白いかな。ただ、戦闘機(鳥)の名前…平和利用の戦闘機とは、言え…ゼロ式には違和感が2015/04/10
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