竹書房文庫<br> わが家

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竹書房文庫
わが家

  • 著者名:井沢満【著】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • 竹書房(2015/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801900943

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内容説明

「家に帰ろう。一緒に帰ろう。」◎幼い頃、自分の目の前で家出した父親と18年ぶりに再会することとなった一人の青年だったが、刻みつけられた心の傷はあまりに深くて…果たして、失われた家族の絆を再び取り戻すことはできるのだろうか?◎話題の2015年新春スペシャルドラマを作・脚本の巨匠、井沢満が自ら小説化! “家族”の本当の素晴らしさを高らかに謳い爽やかな感動を呼ぶ、至高のヒューマン・ストーリー!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

(*'ω' *)@k_s

46
Kindle Unlimited~桜木一歩、30歳、職業「便利屋」時には孫、時には恋人、相手の求めるキャラを時間単位で演じます。そんな一歩に、結婚を控えた女性から消息不明の父と兄のレンタル依頼が入り、打ち合わせで面会したら…(๐◊๐”)/~お話はホームドラマのような温かくもハラハラドキドキする展開です。一歩の人間関係の距離間、その根底にあるものはちょっと歪んでる、だけどそれも理解できます。長い反抗期、上手い表現(笑)家族っていい~ほっこりできました(*´艸`)2020/12/14

たるき( ´ ▽ ` )ノ

41
んー。特に心に残るものがなかったかな・・・。Kindle Unlimitedお試し期間なので手当たり次第読んでいるが、正直あまり魅力的な作品はないかも。でもせっかくなので、次々読みます!2018/03/09

速読おやじ

24
脚本家であり小説家でもある井沢さんは初読み。小さい頃に出て行った父との再会の物語。置き去りにされた子供から見れば、父は憎むべき存在と思っていたが、やはり戻ってきて欲しいのだ。バラバラになった家族がまた再生するハッピーエンドは読んでいて心地よい。ドラマでは向井理が息子の一歩を演じたとのこと。そう、ドラマを観ているような感じで読めてしまうのは著者が脚本家だからなのか。2021/09/13

たくのみ

16
父親や恋人のふりをする仕事をする人材派遣業「レンタル家族」で働く一歩。できちゃった婚で、急に嫁ぐことになった妹のため、父親・武士を探し出す。バラバラな家族が再生していく物語。家族のもつれた糸を一つずつほぐしていく一歩に共感します。「男は体と器量がよけりゃいいのよ。お金と知性は私持ってるし」という麗美。「最大の恋文をもらったのよ」と父を待つ母・鯛子。そして、母親になる妹・ほの香。それぞれの女性たちがもつ、二つの顔が面白かった。2015/09/30

Mai🌻

11
「家族のそれぞれが、懸命に努力しないと、壊れちゃうものなんだな」。 個人的な感情で言えば、何か全員が自分に酔っていて、話をややこしくしていると感じた。なんで皆そんな頑固やねん!でも物語としては、家族の絆修復、心に抱えたもどかしさを消化していくのが素敵に描かれていて読みやすい。2019/08/03

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