集英社文庫<br> 芝居巡り - 浪花ふらふら謎草紙

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集英社文庫
芝居巡り - 浪花ふらふら謎草紙

  • 著者名:岡篠名桜
  • 価格 ¥506(本体¥460)
  • 集英社(2015/04発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087452419

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内容説明

大坂の旅籠「さと屋」の看板娘で、町案内を生業にしている花歩。江戸から来た戯作者一行に頼まれ、浄瑠璃や歌舞伎の舞台になった場所を案内して回ることになる。彼らのうちの一人が盗人の疑いを掛けられてしまい、何とか濡れ衣を晴らそうと、犯人を捜し始める花歩だが――。表題作他、全3編を収録。大坂の風物と共に少女の成長と恋が描かれる、人情溢れる書き下ろし時代小説、第4弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

天の川

29
千代ちゃんが花歩を深く思いやっているのだろうことは推察できるのだけれど、どうにもこうにも愛想がなさすぎ!ツンデレキャラにもいかなくて、つれなさ150%だもの…もちょっと、読み手を甘い気持ちにさせてほしいもんです。とは言え、気になるので、続きも読みます♪2014/12/14

ううち

22
第4弾。相変わらずぶっきらぼうな千代ちゃんですが、花歩ちゃんへの態度が少しづつ変化しているのが見てとれます。佐名ちゃん、ゆきえさんには進展がありましたが、先に外堀を固められ、絶好の機会ではあるものの、千代ちゃんの気持ちを気にかけて踏み切れない花歩ちゃん。そこに千代ちゃんの一言が。花歩ちゃんはどんな道を選ぶのか…?2016/06/19

waqwaq

20
大坂の風物と共に主人公の成長と恋を描くシリーズ第四弾。今回も人情に溢れたお話ばかりで面白かったです。そして、各話毎に様々な大坂の風物が知れるのも楽しいです。主人公の花保と千代太郎の関係がかなり変化し、他の登場人物にも物語に関わり大きな動きがあったように感じられました。そのため、このシリーズも佳境なのかなと思わせる印象を受けました。表題作では以降も物語に関係しそうな気になる人物も登場したり、宿屋の娘と武家という身分違いの恋がどうなるのか今後の展開がとても気になります。しかし、千代太郎は難解なキャラだなぁ(笑2014/10/31

18
さくさくと♪佐奈さんのお相手お似合いです(^o^)次作も読んじゃった後なので、書きにくい^^;2019/11/02

のんちゃん

17
橋に佇む着物姿の娘さんの哀しげな様子の表紙にジャケ買い。『浪花ふらふら謎草紙』というシリーズの第4段だった。初めて読む大阪を舞台にした時代小説、「おとうはん、おかあはん、いとさん」等の浪花言葉が新鮮だ。複雑な事情を抱える旅籠の看板娘の町案内の仕事の中での事件簿。そして、娘の恋と周りの人々の人生模様。また、楽しみなシリーズを見つけてしまった。既刊3冊も急いで読もう!そして第5段も!だって、いいところで続く!だったんだもん、ずるいっ!(*^^*)2017/04/03

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