内容説明
何とか電撃小説大賞に初応募を終えた城ヶ崎奈央と一ノ瀬渉は、『拾い上げ組』として念願の作家デビューを果たすことに! 編集部との打ち合わせを繰り返し、原稿の完成に向けて頑張る矢先、とある事情から「電撃大賞」の授賞式を見学するのだが……奈央たちに対抗してきたのは、電撃文庫MAGAZINE賞を受賞した同じ高校生作家の久遠寺三月だった……。 果たして二人三脚で続く作家への道のり&恋の行方はいかに──!? 電撃文庫が作られる舞台裏&応募原稿のアドバイスもたっぷりの続編登場です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
27
最終選考には残れなかったものの、「拾い上げ」として作家デビューを目指す奈央と渉の、電撃MAGAZINEの短編掲載、そしてデビュー作が出版されるまでのお話。メソッドの残りの部分については、大賞授賞式に参加する機会をもらったり、実際の刊行に至るまでの過程が丁寧に描かれていた印象。同期のライバルとして、美人ラノベ作家久遠寺三月が出てきたんですが、渉を取材に引っ張りだしただけで、その後の話に絡まず。定番のラブコメ要素はあったものの後半はダイジェスト気味で、もう少しページ費やして描写しても良かったかなと思いました。2014/05/12
わたー
14
★★☆☆☆残り5つのメソッドがなにかと思ったら、デビューが決まった人用のメソッドという…なんだろう、ハウツー本になれそうでなれないこの感じ。そして、ストーリーもあっさり完結。綺麗には終わっていたけど、なんだかモヤモヤする。2014/05/21
中性色
12
お前のようなサイズの小六がいるか。今回はなってからのメソッドが多い感じになってる。相変わらずメソッド部分はいいけれど、その分薄さもあってかラブコメ部分はやや省力的かなぁ。それに新キャラは出てるけど使い切れてないし。それと、そういやと思って調べたらあの作品は作者が受賞したときのタイトルだった。しかし、あえぎ声の部分が啼いてばかりいる仔猫ちゃんじゃねぇか。個人的には奈央が好み。2016/02/22
謡遥
12
あれですね、後半端折られた部分が今までやってきたシリーズの中とどう差別化を付ければもっと面白くなるか、ってのが非常に気になります。時雨沢恵一挿絵デビュー(笑)2014/05/16
晦夢
11
デビュー編。残りのメソッドは作家になるためというより作家になってからのことだった。授賞式やら忘年会の裏話は良かった。やはり作家の裏側を覗けるのはいいね。新キャラ久遠寺さん可愛いな。ラブコメのストーリーとしてはありきたりだったけど最後は纏められていて安心して楽しめる。読書メーターの名前が上がってておぉってなった。電撃文庫MAGAZINEも読んでみたいと思ったな。2014/05/25
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