内容説明
気がついたらプレイしていたゲームの世界に入り込んでいた。
しかもほとんどセリフのない、モブの衛兵ネモとして……。
そのネモはゲーム内の独特なシステム、『加護』を得るために『加護拝受の儀』を受けようとしていた。狙うは身体能力や剣技術が上昇する『戦士』だ。しかし得られた加護は『彫刻家』『錬金術師』『死霊使い』。ゲーム内の常識でいえば、いわゆるハズレ加護であった。身体能力は上昇するどころか低下してしまい、その影響で衛兵までクビになる始末。
このままでは、普通に生きていくことすら危うい。
八方塞がりのネモは、生活のため加護を研究し、スケルトンを作り出すことに成功するが……。
※本作品は電子書籍配信用に再編集しております。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
外道皇帝
6
ゲーム世界に入り込んでしまって、使えないスキルを付けられた主人公がなんとかしてのし上がっていく、まあありふれた設定のライトノベル。個人的に死霊使いなんてのが好きなので読んでみたが主人公の成長が早すぎてあっけなさすぎる。それでもスケルトン使役とか面白いので次巻が出たら読んでみる。2015/06/05
nawade
4
★★★☆☆ Web版既読。想像以上にWeb版から大きく加筆修正が入っていて驚いた。ヒロイン増強、設定の整理・改変、レベルアップ・スキル強化に明け暮れていたシナリオにストーリー性を追加する等、Web版の雑多な感じがスマートになって、大まかな話の流れは変わっていないのに、別の物語のような印象を受ける。よくあるなろう小説からラノベに近づいた感じ。特に主人公が簡単にレベルアップしていた様は何だかな～と思っていただけに、その設定自体を見直していたことはありがたい。2015/04/07
しぇん
2
web版は未読。気付けばゲームのキャラになっていて、特殊な能力の組み合わせで無双を始めるという、なろうらしい作品でした。続きは多分買わないです。2015/03/28
じゅんぽろ
1
ゲーム世界転生物。プレイしていたゲーム世界に転生したのは分かったものの、転生前の名前も理由も分からないという消化不良的な始まり、おまけに転生したのはほぼモブキャラのNPC。転生直後から積みかあ？ 加護拝受で一発逆転かと思ったら彫刻家・錬金術師・死霊使いというゲーム時でも不人気な希少加護の三連チャン。こりゃダメだ、と思ったら、なんかこれがなかなか使えるんだな。紆余曲折を経て、まだ少数ながらスケルトン軍団の出来上がりだ。この紆余曲折が思った以上に面白い。最強、目指せそうかも。2018/10/28
ソシ
1
多少の御都合主義はあるだろうが、ライトなので、疲れていても、何も考えずに読むことができます。プロローグが必要だったかは疑問が残る。2015/05/02
