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内容説明
近現代俳句の優れた鑑賞書であり、俳句の奥深さと可能性をあますところなく伝える不朽の名著。正岡子規をはじめ四八人の俳人ごとに句を鑑賞し、表現はもとより俳人の決意までを読みとる。引用句索引付き。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スイ
16
俳句に興味はあるのだけど、どこから入れば良いかわからない…という私にうってつけの一冊。 近代の多くの俳人ごとに、作品と鑑賞を読むのとができ、私は川端茅舎が好きだなぁ、とわかったので、次は川端茅舎個人や近辺の俳人の句集を読んでみよう、と道筋が立てられる。 が、さらっとした入門書では全くなく、俳人が己をすり減らして詠むのと同じだけの熱で書かれた鑑賞文は、俳句の山の奥に分け入るほどに重みを増すのだろう。 幾つか句集を読んでからまた再読したい。2021/12/28
やま
2
とても勉強になる。人によってこんなにも句が違うこと、それは、たった17文字に主張があると言うこと。2回目の読書に突入中。2012/08/13
Yuto Matsushita
0
とにかく素晴らしいので、俳句にとっつきにくさを感じているそこの君、ぜひ初めの正岡子規と夏目漱石のところだけでも読んでみてください。 子規の「行く秋の鐘つき料を取りに来る」なんて経済も考えさせてくれる。2023/02/20
たつのすけ
0
○2021/09/13