内容説明
ファッション・ジャーナリスト大内順子さんの自叙伝。1934年に上海で生まれ、戦中戦後を経験。大学生のときにモデル業を開始、学生結婚を経てジャーナリズムの世界へ。20代半ばで大きな交通事故により視力を失うも、奇跡の復活を果たし、世界のモードを日本へ伝えることを使命としてファッションの道へと邁進してきた80年の人生録。仕事への情熱、家族や仲間への愛、何事にも挑戦する諦めない姿勢が胸を打ちます。上海時代から現在までの豊富な写真も魅力の1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もへあ
4
高校生くらいから、いままでずっと好きで見ているテレビ番組、ファッション通信のナレーション、取材をしている方で、この間亡くなった話を聞き、残念に思っていたところ…本が出版されたと聞きさっそく読みました。大内さんのことをあまり知らなかったのですが、モデルさんで、サングラスはこんな理由でかけていたとか、改めてすごい人だ‼︎と衝撃を受けました。最期まで、仕事に対する姿勢が素晴らしくて、読んで良かったなぁと思えた一冊でした。やっぱりお洒落なくては生きていけない!2015/03/02
ひとひら
2
★★★★モデル時代の大内さんの美しいこと!!2015/03/13
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
2
圧巻。安井かずみのキャンティ時代と並べては問題かもしれないけど、時代の豊かさゆえになし得たものはある。存在そのものが美であった人。滅多に言わない台詞だけど、ご冥福をお祈りします、と心から。今の日本は貧しいね、悲しいことに。2015/03/06
でくす
0
僕が高校生の時、ファッション通信を見ていた時大内氏を知る。それからこの番組が地上波でやらなくなって以来番組を見なくなり、去年大内氏の訃報を知り、大内氏について思い出しこの本を手にしました。彼女について知ることが出来て良かったです。 2015/05/20
あや
0
洗練されたファッションと佇まい、上品でいて、はつらつとしていらっしゃる、テレビでお見かけした時には素敵な方だな~と憧れたものです。やはり良いところのお生まれお育ちに加え、時代を切り拓いていく努力と能力、センスにあふれていらしたのだと知ることができました。この本を完成させ、永年連れ添ったご主人の誕生日に旅立たれたそうで、理想の人生だなと思いました。2015/03/08
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