光文社文庫<br> 玩具店の英雄 - 座間味くんの推理

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光文社文庫
玩具店の英雄 - 座間味くんの推理

  • 著者名:石持浅海
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 光文社(2015/03発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334768676

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内容説明

津久井操は科学警察研究所の職員。実際に起きた事例をもとに、「警察は事件の発生を未然に防ぐことができるか」を研究している。難題を前に行き詰まった彼女に、大先輩の大迫警視正が紹介したのは、あの『月の扉』事件を解決した座間味くんだった。二人の警察官と酒と肴を前にして、座間味くんの超絶推理が繰り広げられ、事件の様相はまったく違うものになっていく!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

大阪魂

80
座間味くんシリーズ第3弾。前作に続いて安楽椅子探偵もんの7編の連作短編集。今度は大迫警視だけちごて科警研の操ちゃんが登場!警察官が絡んだのに殺人が起きて失敗ってされた事件とか、見事テロを抑止したから成功って評価された事件を座間味くんが新たな視点で真相を浮き彫りにするってストーリー!なるほど!ってのもあれば、それは無理読みちゃうん?ってゆうのもあったけど、総じてサラっと見逃してしまうとこに盲点があって、どんでん返しの真相が…ってゆうとこ、むちゃ推理クイズしてるみたいで面白かった!このシリーズ続いてほしいなあ2021/05/03

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

52
犯罪を未然に防ぐ研究をしている科学警察研究所の職員津久井操と大迫警視正、民間人ながら過去にハイジャック犯と渡り合い事件を解決した「座間味くん」の3人の飲み会。美味しそうな料理とお酒。津久井操が研究している過去の事件を語り、座間味くんがその事件を別の側面から見始める……という短編集。英雄で頭脳明晰な素人探偵なのに、なぜか、座間味くんが不気味で、いつ正体を現すのかとドキドキしながら読んでしまった。いきなりこの巻を読んでしまったので、座間味くんシリーズの前作も読んでみたい。2016/10/03

51
大迫さんみたいに美味しいお店を知ってる知り合いが欲しい! 過去の事件から失敗と成功の境目を調べる科学警察研究所の操がゲスト。 座間味君が独自の視点で事件をひっくり返すのは面白いのですが、結局「終わった」事件なので少しウヤムヤ感を感じてしまう。 大迫さんのグルメ本欲しい〜(⁠˘⁠・⁠_⁠・⁠˘⁠)2023/08/14

hnzwd

51
ついに登場した座間味君。鋭い推理と意外な真相もいつもどおりで、、名前が明かされないのも相変わらず。居酒屋で食事をしながら相談され、意外な真相にたどり着くという安楽椅子探偵物のお手本のような一冊でした。2015/02/18

きっしぃ

50
今回も安定の座間味くん。例のごとく解決したはずの事件が全く違うものにひっくり返る推理はお見事!そして、毎回毎回出てくる料理が気になる…おでん、餃子、牡蠣の土手鍋、火鍋…あぁビール飲みたい…(>_<)食べたいものを提案すると一瞬でお店を用意してくれる大迫警視とお友だちになりたい。2017/04/22

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