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内容説明
川を遡り、岩を登り、滝を越え、笹やハイマツを漕ぎ、たどり着くエメラルドグリーンの沼…。知床湖沼探検隊、略して「チームしこたん」が4年を費やして探索した、知床半島にある65の湖沼を紹介。各沼へのルートも掲載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
157
人が自由には立ち入れない、知床半島。そこには60以上の湖沼がある。41が無名沼である。本書は2011年に発刊され、オールカラーの貴重な記録書である。…静寂が香り、深緑の中にひっそりと佇む。誰もが神秘の青色に魅了される。崩れた岩石に堰き止められた沼。地形図にない沼。畔にコザクラソウが咲き、知床連山が陽の光に輝く水面に映る。沼には熊の足跡がくっきりと残っていた。…春になると現れる幻の沼。秋には湖底が現れ、ヒメシダの草紅葉が一面に広がる。…原生自然の森。このまま100年後も手付かずの自然が生きていることを願う。2021/09/19
とりもり
3
知床半島にある65の湖沼を訪ね歩いた記録。到達難易度の高そうなところばかりで、かなり大変だっただろうなと想像する。写真は非常に綺麗。知床五湖しか行ったことがないので、一つでいいから本書に載っている他の湖沼にも行ってみたいと思うが、多分無理だな。★★★★☆2016/05/27
志村真幸
1
『知床半島の山と沢』(2005年)に続くシリーズ第2弾。 知床半島にあるすべての湖沼(65ヶ所)を紹介したもの。ほとんどの湖沼には名前が付いていないなど、その秘境っぷりに圧倒される。湖岸や浅い水底にはヒグマの足跡が無数に付いていたりと、余人には到達不可能なところばかりだ。 しかし、美しい。ほとんどひとの入ったことのないところが多く、自然のままの姿が保たれている。 行ってみたくはなるものの、難しいだろうなあ。 2019/03/17
yamakujira
1
知床半島に点在する65の湖沼をくまなく訪ねた記録。地図や写真から探しだした小さな沼は、名もなく道もなく、ちょっとした探検記だ。一度だけ行ったけど、自然豊かな知床半島には憧れるなぁ。 (★★★★☆)
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