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内容説明
創立から150年以上の歴史を誇る私立大学の雄は、近年、新たな大型施設が相次いで登場。学部学科編成もさまざまな変遷を経てきている。その最新の“現在”を、とくに戦後50年の歩みをしっかり踏まえながら、読みやすい雑学的なエピソードを交えて紹介する。慶應義塾大学のOB・現役学生でも意外と知らない内容を盛り込んだ、慶應シンパシーをくすぐる一冊。「福澤諭吉が一万円札の肖像に選ばれたのはなぜか?」「『陸の王者』とはどういうことか? 幻の門はどこにあるのか? 塾歌の謎に迫る」「キャンパス内にギリシャ語があふれるSFC。そのワケとは?」「慶應の最大の経営危機を乗り切った方策とは?」「『来日』『在日』『日没』などの塾生用語って懐かしい!?」「ミス慶應コンテストをめぐる戦いの行方とは?」「OB塾員になって始まる三田会のつながりって?」「人気ドラマ・半沢直樹にところどころ現れる慶應カラーって?」……など、今の慶應義塾を語るには知っておきたいネタを満載。體育會に色濃くみられる歴史と伝統、名物教授や通った名店、スポーツ界での強豪ぶり、政財界をはじめ各分野に活躍する著名人、附属校の現状など、多角的な視点から、興味深いエピソードを交えた読みやすい構成でまとめた、OB・学生必見の一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
29
慶応大学の内部進学率ほぼ100%のエスカレーターが言われる一方で、成績下位者に容赦なく留年させるという徹底ぶり、三田会に代表される慶應義塾大学の卒業生ネットワークの力も半端ではない。慶応幼稚舎から内部進学し、ストレートで卒業できたもののみが慶応ボーイだという定義の仕方も面白い。早慶戦ならぬ慶早戦の歴史も興味深いし、三田キャンパス前のラーメン二郎の話も有名だ。慶応ファンは一読するとどこまで知っていたか理解するのに面白いだろう。 大学の付属校として、塾校と野球のライバル東海大相模との関係も解説してくれている。2019/08/22
cocoro.
4
なぜか慶應義塾大学が好きなので読んでみた。卒業生のネットワークが至る所にあるというのが知れて面白かった。2019/09/06
Taco0120
3
昨年思い余って通信課程に入学した。ピンキリ内容だが同窓会の強さはよくわかった。座右の書とし都度 眺めている。2019/05/06