内容説明
イケメンであるが小学校時のトラウマから女性と目を合わせられない『顔だけ男(フェイスマン)』沢屋叶雄は、菱の実学園のコミュニケーション学科に入学する。だが、コミュニケーション学科の同級生達はくせ者ばかり。しかも、『イケメン殺し(プレイボウイキラー)』と恐れられている小山内蓉子に入学早々、目を合わせてしまい手痛い一撃を食らってしまう――。金髪美女の正倉院宝物子も交え、叶雄たち『男女の会』による手探りのコミュニケーションバトルが始まる!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
10
表紙買い。久々につまらない作品でした。設定から展開まで全てがスベッている。正倉院宝物子てなんやねん。主人公の名前で滑っているのに更に滑っている同系統のボケが重なるのはキツイです。キャラの掛け合いも正直面白くないしイラスト以外良い点が見当たらない。何をしたくて書いたのかが全く伝わってこない作品でした。2014/01/29
ゴローさん
7
登場人物全員コミュ障。そんなんで話進むのかよwと思いましたがなんだこれメッチャ面白い。沢屋さんマジイケメンなんスけど!ライトノベルでここまでのイケメン主人公は珍しい。しかし頭がちょっと残念。なんですか沢屋流零式交渉術(SACS)って。蓉子がメッチャ可愛いかった…沢屋には厳しく接してますが根は素直で優しい子なので素の表情がとても女の子らしくてもうメロメロになっちゃいました。誤解や認識のズレから仲違いになってしまう3人ですが、勇気を振り絞り本音で語り合うシーンが素晴らしかったです。2014/02/21
ごぅ。
6
面白くなくはないんだけど、そんなに異能設定推さなくても良かった気もする。。ん~難しい。2018/05/31
6月屋
6
『僕は友達が少ない』と『中二病でも恋がしたい!』を足そうとしてどちらにもならなかった作品。コミュニケーションがうまくいかない少年少女が互いに歩み寄る話。学園異能バトルは叶雄の妄想の中だけで(しかも後半ではあっさり放棄される)話の展開にはほとんど関わりがない。むしろ「ラブorライク?」の区別に戸惑う方がメインだと思う。セラフィムの扱いが大変に粗雑なのは所詮美少女がメインだからか。未解決の要素が多いのはシリーズ化を狙っての事かもしれないが、次巻も読もうという気にはなれない。2014/06/21
Hail2U
6
前よりは成長の兆しが見えるけど微妙。作者がやりたいことはわかる。前作のあとがきでマリみてみたいなのが書きたいみたいなこと言ってたし、ラノベの中に隠されたマリみて臭がそれを裏付けているし。でもこれはラノベです。少女じゃなくて少年向けです。ターゲットが違います。インサイトしてません。それにマリみてはラノベじゃない。だから食い合わせは結構微妙だと思う。それにセラフィム?だっけ、あいついらない。キャラの数は増やせばいいってもんじゃない。5/10点 役目を果たせないキャラはいるだけ無駄です。ただ、テーマは悪くない2014/04/16