文春文庫<br> この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう - 池上彰教授の東工大講義世界篇

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文春文庫
この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう - 池上彰教授の東工大講義世界篇

  • 著者名:池上彰
  • 価格 ¥559(本体¥509)
  • 文藝春秋(2015/03発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167903169

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内容説明

東京工業大学の教授に就任した池上彰さん。理系学生への講義の内容が一冊に。「悪い会社・優れた経営者の見分け方」「なぜ優秀な理系学生がオウム真理教に?」「君ならサムスンに移籍するか?」「日本国憲法は改正すべきか」「リーマン・ショックとは何だったのか」「君は年金に入るべきか」「なぜ反日運動が起きるのか」etc.知るべきことを分かりやすく。ビジネスマンも必読です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

63
これは池上先生が、東工大の学生向けに15回の講義を本にしたものです。東工大の学生は理系なのでそこを意識して学際的教養を与えるための内容になっています。社会に出てからのために様々な分野の話題を1回づつ講義してくれていて文系の私が読んでいてもかなり再確認の意味で参考になりました。2015/04/30

佐島楓

51
時事問題のポイントが、講義録の形でぎゅぎゅっと詰まっている。写真なども豊富で注釈もあったりと相変わらずわかりやすくする努力をなさっており、大学生だけでなく広い年代の読者におすすめできる。2015/04/26

さきん

34
メディアリテラシーと年金問題の解説が分かりやすかった。図式がとても分かりやすく、著者の長年培われたプレゼン能力の高さを感じる。一方で著者の見解にあまり賛同できないことも多い。原発事故も理系の説明能力の他に倫理や心理について注意を払う必要があるし、文系は科学に対するリテラシーが低すぎるように感じる。経済に関しても新自由主義に関してはもっと批判的な指摘があってもよかった。1つの見方に寄らないところが公平を意識していると感じると同時に日和見だなと感じる。2018/05/05

かわうそ

33
★★★☆☆池上彰さんの東工大講義シリーズは池上さんの著書の中で最も分かりやすく、最も内容が濃い気がする、アメリカのマンハッタン計画よりも先に原爆開発を進めていた日本、陸軍と理研による二号研究と海軍と京都帝国大学によるF研究を進めていたという、さらに芦田修正と言われる憲法第9条の第二条項改正は9条の2項に「前項の目的を達すために」を付け加えた。リバタリアンと言われる完全自由主義者であるフリードマンやケインズ、労働価値説を提唱したマルクス、近代経済学の父アダムスミスの話など興味深い話が続々2016/08/20

犬こ

30
経済、経営、中東情勢、中国との関係、宗教、年金、雇用流出など、池上さんが東工大で講義したものサマリーで、それが起こった経緯と問題提議がとても分かりやすく説明されています。学生に限らず社会人にも為になる一冊。2017/01/17

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