カドカワBOOKS 遅咲き冒険者２

著者名：安登恵一【著者】/ｂｏｂ【イラスト】

KADOKAWA（2015/10発売）

• ISBN：9784040705460

内容説明

念願のレベル４へ昇格し、新たな力を手にしたイグニス。依頼を求めて鍛治の街に辿り着いた一行は、鉱山を占拠するモンスターの討伐に向かうことになる。しかし、そこで彼らを待ち受けていたのは……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[異世界西郷さん]

大判ラノベ消化月間。というわけで購入して1年以上経ってからの読了。相変わらず、なんで積んでいたのかと後悔するくらい面白かったです。今回は10年来住み続けた街を離れて旅に出るということで、旅立ち、出会い、別れと、目まぐるしく変わっていく環境の中にありながら、冒険者らしく前を向いてたくましく生きていく姿が印象的であったように思います。マルシアもパーティーに加わり、賑やかさもプラスされていたのも良かったです。そして、bob氏が描く挿絵の魅力。個人的には、これだけでも読む価値があるように思います。

2016/06/13

[るか]

燻り続けた主人公がふとしたきっかけで力を手にしそこから始まる物語第2巻。相変わらず地味というか落ち着いているのに飽きることなく読ませられるところは凄いと思います。そしてラッキースケベなエロっぽいイベントが脈絡も無く入るよりやることやって(もちろん18禁じゃないから描写はない)淡々と物語を綴るこういうストーリーのが個人的には好みかもしれません。シルヴィアとマルシアは対称的な魅力がありますしイグニスもベテランとなってもまだ少年のような夢を持ち続けている。このままのスタンスでいつか勇者になるところが見たいです。

2015/02/22

[nawade]

★★★☆☆　抱けば抱くほど強くなる！この最強のハーレム設定が凄い。鳶に油揚げをさらわれたマルシアの逆襲から始まる第２巻。新たなるあげまんを求めての新天地への旅立ちが描かれています。(嘘)本巻も色々と加筆されているそうですが、１巻と違い、目立った追加エピソードとかないので、Web版との違いがわかりにくいですね。でも、完成度が上がっているのでしょう、多分。

2015/02/17

[こも 旧柏バカ一代]

レベル4の先輩冒険者達はメンバーを1人残して次の街へ。 残ったメンバーは別の仕事の修行。 何とも切ないね。 そんな中、主人公達も確実にステップアップして行ってる。 主に稼ぎと金遣いの面でw

2019/05/25

[ききぞう]

相変わらず展開はゆっくりめ。今回は横道に逸れる話が多く、本筋とのバランスが悪かったが、丁寧に書いているので、不快感なく読めました。 ヒロインのうちの一人が、だんだん空気になってきているのが少し気がかり。

2021/02/01