内容説明
日露戦争間近の明治38年、金沢に捕虜として収容されたロシア士官イワーノフ少尉と宿命的な恋に落ちた花街の美貌の芸妓氏染乃。二人を待ち受けたのは偏見と迫害、そして愛する者との別離という運命だった。
※本書は、『朱鷺の墓』上、中、下(新潮文庫、一九八二年)を上下に二分冊したものが底本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
midokame
1
★★★★★
TB
1
★★★★ 2013/10/26
継続力
1
下巻まで、一気に読みました!2014/09/23
たまうさ
1
数年ぶりに読み返した。金沢の美しい、弱々し気な芸者が、様々の試練を乗り越えて、ロシア人の夫と再会し、ヨーロッパを放浪する…2014/03/13
こじろう
1
当時の日本や世界情勢なども断面的にだが学べる一冊。 その分内容は重々しいものになっている。 染乃の美しさが多々の困難・苦しみを生んでいるのが不憫に思えて仕方が無い。 今の時代に生まれていればきっと彼女は幸せになれただろう。2013/04/14
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