小学館文庫<br> 昆虫巡査(1)蜉蝣(カゲロウ)渓谷(小学館文庫)

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小学館文庫
昆虫巡査(1)蜉蝣(カゲロウ)渓谷(小学館文庫)

  • 著者名:平野肇【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 小学館(2015/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094113112

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内容説明

【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

昇任試験を受けず、ひたすら昆虫の研究にいそしむ村の駐在さん・向坊一美(むかいぼうかずみ)。人間と虫とのかかわりから事件を推理していく彼を、人は「昆虫巡査」と呼ぶ。物語は、釣りライター矢張双(やはりそう)が九州・大分の七川村の沢で白骨死体に遭遇したことに始まる。死体の骨に付着した虫から昆虫巡査・向坊が死亡時期を推定、身許が判明する。続けて女性の全裸死体が発見され…。入念な取材と卓抜な着想の昆虫巡査シリーズ第1弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

70
【昆虫巡査シリーズ】第1弾。九州の七川村に赴任した巡査向坊一美は、仕事以外は殆んど昆虫採集に費やす程で、昆虫巡査と呼ばれている。山で発見された白骨死体につく、昆虫の様子や死骸の状態から、死亡時期等を導き出し捜査に役立てる。本作の物語は昆虫の知識により、読者に推理させ謎を解くというわけではないため、ミステリというより警察小説であろう。何故か頭に浮かぶイメージは、原作は別に在るのだが「ドラマ駐在刑事」である。期待値が高かった事もあり今一つ感が残るが、私的には基本線は良いと思うので、謎解きが在ると良いと感じる。2021/12/16

へくとぱすかる

26
「謎解きミステリ」ではなくて、一種の警察小説として読むべきだったのかも。冒頭の部分から、昆虫にかかわるホームズ的な物語を期待したのだが、社会派推理のように、政治家・暴力団・企業のからんだ、どこかで現実にありそうな事件の、行動的解決といった物語。かなりアクションのシーンもありましたから、すでにどこかのTVドラマになっているのかもしれませんね。2016/10/01

morisoba

1
ミステリーとはちょっと違うかな、という印象。面白かったけど、最後は明らかに蛇足だった。2012/05/15

4545

1
推理界初のアウトドアミステリーだって。 仕事はそれなり、昆虫の研究に勤しむ駐在所のお巡りさんが主人公。白骨死体の衣類に付いていた虫の死体から死亡時期を推理してしまう。この辺実話らしい。 まあまあかな。軽くて読みやすいです。2006/04/16

いちはじめ

1
アイデアは面白いと思うのだが、ミステリとしての醍醐味に欠けると思う。2000/04/21

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