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内容説明
『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』の宮川さとし最新作は、上京してきたばかりの愛くるしい妖怪達の物語! 肥大した自意識と、寄る辺なき孤独に満ちた彼らの日常は、都会に生きる僕達(人間)の本当の物語です。誰もが知っているあの妖怪のイメージをいい意味で裏切ってくれるビジュアルと性格は必見。宮川さとし先生の“人間観察力”が遺憾なく発揮された最新作、「あるある、そうそう」に満ちた共感コメディー待望の第1巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へな
3
人間社会の中に混じって普通に生きている妖怪達のコミカルなお話。 ぬいぐるみっぽい形の一反木綿は可愛くて意表をつかれました。 一反木綿といえばゲゲゲの鬼太郎のイメージしか無かったんですもん。 でも実はポリエステルが20%混じっていたのに笑わせてもらいました。 「母を亡くした時~」もすごく感動しましたけど、こっちも面白いです。 宮川先生頑張ってください。2014/10/21
mino8
2
妖怪たちが隣人にいても驚かない、というのはシユール。ガイジンさんを見慣れたようなものか。水木さんの漫画でおなじみの妖怪たちが、友人の輪の中にいたらどうだろうというコミカルな日常マンガで、巨人なのに神経質な「松だいだら健」とか、メガネからコンタクトに変えて出勤する百目の妖怪「百目雅子」か、それぞれにコンプレックスを抱えながら、なんとか社会に溶け込もうとするのが人間的で面白い。2014/09/27
まりりんこ
1
読みながら、吹き出す事数回(笑)。でもちょっと切ない気持ちになるお話もあって続きも読んでみようと思います。妖怪の名前のモジリが面白い。2014/09/15
逸果ゆずみ
0
うう~ん……よくも悪くもリアルだなぁ…。妖怪たちの人間味溢れすぎるみみっちさがリアル…。面白いけど、しばしば自分にはちょっといたたまれないように思っちゃう(笑) ああ、あるな、分かる、あいたた、みたいな。なんだろう、このゆる~くじわじわ~っと、のしかかってくる感じ…。人間嫌いにはほんのりつらいかも。2016/02/25
ぷくらむくら
0
おまけ企画の「企画書墓場」が面白かった。2014/12/04