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内容説明
“風に吹かれて生きる”の境地を、健さんの手紙から語る。
2014年11月に急逝した高倉健さんと、毎日新聞客員編集委員の近藤勝重さんは、18年間にわたって書簡のやりとりを続けてきた。
ときには近藤さんが教鞭を執る大学での講義に健さんがお忍びで参加したりと、互いを大切な友人として温かな心の交流を続けてきた二人。
本書はそんな二人の書簡、とくに単なる通信の手段を超えて人生・人間の作法を教えてくれる健さんからの手紙を軸に、日本人の心に残り続けるであろう名優の素顔に迫る一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レモングラス
101
何度読み返したかしれないくらいに好きな本。「その日のことを中心に はじめにに代えて」は読む度に心の奥深くに沁みてくる。手紙の他、近藤勝重さんの早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコースの授業に高倉健さんが聴講生として来た日のことや、学生さんとの写真も紹介され、すべてが優しい。ジャーナリストの近藤さんのニュース解説は健さんも聴いていたそう。先日川柳のラジオでの近藤さんはお茶目で可愛くて大笑いさせてくれた。ニュース解説の時の迫力と、文学を語る時の趣き、いろいろが著者の魅力なのだと思う。人を想う量が人生。2023/03/12
森博嗣作品が好き
5
ああ、高倉健さんは、もう生きていないんだ。だけど、映画の中では生きている。手紙もこの世に残るから、見ることができる。(私信を読んでいいのかなぁ~?!とは思いつつ、読んでしまいました^^; ごめんなさい健さん!) 2016/09/22
しゅんぺい(笑)
4
僕は一生懸命に生きてる人の役しかやりません。健さんめちゃくちゃかっこいい。2017/01/27
YU MUNA
3
手紙から見えた健さんは、数少ないバラエティ番組出演で見えたイメージだった。2016/04/12
ぶんぶん
2
訃報が流れてきたあの日、「ああ、これからは健さんのいない日本になってしまうのだな」と感じた。この本はその『健さんがいる日本』と『いない日本』の間を見つめ続ける人が書いたものだ。健さんが残した簡潔な手紙、簡潔な言葉が素晴らしい。2020/02/28
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