エンバンメイズ（２）

著者名：田中一行【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063880397

内容説明

すご腕ダーツプレイヤー・烏丸 徨（からすま・こう）が収容されていた地獄のダーツプレイヤー養成所。そこで烏丸が目にしたのは、うず高く築かれた死体の山だった。烏丸が虐げられてきた、その施設の情報を賭けて好色ダーツプレイヤー華原清六（かはら・きよろく）が烏丸の前に立ちはだかる。今度の対決の舞台は、絶海の孤島!!　毒ガスが充満する部屋で命を奪い合う、最悪のダーツバトル!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[流之助]

ゲームをしていない時は綺麗なのに、始まった途端に歪み始める作画がクセになる。烏丸の過去がわかると同時に、ゲームを仕組んだ側の人間の存在に興味が向いてゆく。ツッコミどころがない訳では無いけれど、ダーツとギャンブル性と心理戦をかけあわせてのスリルたっぷりな展開が楽しい。烏丸の演技力も悪魔らしくて楽しい。どんどん対戦相手を迷路に引き入れるところが見たい。

2019/10/17

[十六夜（いざよい）]

烏丸の養成所時代を知っているらしい華原との対決。スコアを重ねる度に毒ガスが注入される特殊なステージで、またしても烏丸に踊らされプレイヤーは迷路へ迷い込む。華原の最後の言葉…まるで烏丸たちがいた養成所が他にもあったみたいじゃないか。支配人の絹守のシャワーシーンが妙にセクシーだった。

2018/01/05

[打倒ベース教授]

満点取って当たり前だから本当に心が折れた奴から死んでいく。ダーツバトルというより心理戦がメインの漫画。烏丸が口から大量に血を吐くシーンはゾワッとした。

2015/03/08

[MO-FU]

烏丸vs清六戦。 スコアを重ねる度に毒ガスが注入されるという前巻に比べて危険度大幅UPな今回。 相変わらず理論値を取るのがデフォなのでダーツを用いながらも心理戦がメイン。 お互いの腹の探り合いや最後の逆転の一手など、ギャンブル漫画の面白みが満遍に出ててよかった。

2025/06/03

[カラシニコフ]

ダーツ養成所ｗ異常者ばかりなんだな、ダーツする人って（曲解）　　★★★☆☆

2015/12/06