内容説明
この世界には、白と黒の魔使いたちがふつうの人々に混じって暮らしている。少年ネイサンの父親は、強大な力を持った邪悪な黒の魔使い。黒の魔使いを敵とみなす白の魔使いである母方の家族のもとで育てられている。だが、17歳の誕生日に魔力を得る儀式をおこなわなければ、彼は死ぬ運命だった……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
20
三部作の第一作目であるため、本作だけではネイサンが善か悪かは判断が出来ない。儀式を終え、彼はやっとスタート地点に立ったばかりだからだ。更に、物語の冒頭にハムレットの台詞「物事に善悪はない。考え方ひとつで善にもなれば悪にもなる」が挙げられているが、そもそも異世界の善悪の判断基準すら危うい。なぜならば、白の魔使い達がネイサンを監禁する場面がかなりあるが、彼に加えられる行為がかなり残酷。三部作に亘って彼がどのような考え方をし、どんな選択をするのか、その過程を追ってゆくことがメインプロットとなろう。 2015/03/23
frosty
14
あまり気持ちのいいラストではなかったかな……でも、面白かったし、今度続編のHalf Wild を読んでみたいな、って思った。第二のJ. K. ローリングらしいけど、私、ハリーポッター読んだことないから比較できないんだよね(笑)というか第1巻半分くらい読んで挫折しちゃったからな……ハーフ・バッドはそれに比べて吸い込まれた。もちろん原作もいいのだろうけど、翻訳家の人の力でもあるんだろうな、って思った。2015/10/10
肉嬢★
8
次から次へとくる試練が何とも酷なんだろう。果たして余地通り父親を殺してしまうのかも気になる。2019/04/30
☆ひとこぶラクダちゃん☆
6
暗い・・・。本当に根暗いお話。嫌がらせを受けている部分が細かく長く書かれている印象しか残らない。読んでいて滅入ってしまった。本当にどの年齢層に読んでほしいと思って書いてるのか分からない。続きはもう読まない。2015/04/06
nightbird
5
「第1部・完」て感じではなく、すごく途中で話が終わってしまった。早く続きをください。家族間での殺し合い、敵味方での殺し合い、ロミオとジュリエット的な恋に、ゲイからストレートへの片想い、離れ離れの父子、兄弟と、激しいドラマがたくさん描かれてるのに、そのすべてが淡々と乾いた静かな描写の下にあるのが独特の味。で、いいキャラだと思った人でもあっさり死んだりして冷徹展開で油断できない。そしてこの物語の着地点としてどこを予定してるのかが全然予想できないな。善が悪を倒す的な結末はないだろうし、和解もなさそうだし。2015/05/23




