内容説明
時は23世紀。深刻な資源不足により勃発した世界大戦で地球は八つの巨大国家に統合された。ワープゲートの発見を契機に外宇宙へと進出した八大大国は、競って植民地を開拓したが、自らの覇権をかけた外宇宙での植民惑星の奪いあいは熾烈をきわめていく……米国海兵隊に入隊した少年の活躍を描く傑作戦争SF登場
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とろとろ
29
スラム街の鼻垂れ小僧が海兵隊に強制入隊させられるが、それがアレよアレよという間に最後は連隊長になってしまった。ロバート・A・ハインラインの「宇宙の戦士」みたいな話だけれど、ジョー・ホールドマンの「終わりなき戦い」のように話は途切れない。ジャック・キャンベルの「彷徨える艦隊」のようにジャンプ点があって、超がつくくらい早いテンポで進む。何か呆気なく単に荒筋を読まされているような感じ。外国のスペースオペラ物は何時もこんな感じがする。話が大き過ぎるのからなのかな。2016/02/09
ニミッツクラス
14
15年の税抜780円の初版。著者のクリムゾン・ワールズシリーズ(本邦では真紅の戦場S)の一作目のマリーンズ(同、最強戦士の誕生)となる。主人公ケインが海兵隊において二等兵から佐官までのし上がっていく様子をわずか300頁で描き、その展開の速さから天体の諸元、系内の航宙方法などは完全に割愛した。恒星間航行は太陽系近傍にある5ヶ所の自然現象のワープゲートに頼り、人類は700の恒星系に進出して、地球の列強同士で覇権争いの真っ最中。冒頭のパワードスーツによる強襲揚陸の描写は海兵隊の王道で喰い付きが良い。★★★★☆☆2019/07/06
ワッピー
11
ミリタリーSFは行き詰った人生から這い上がったサバイバーが軍隊で出世していくというところがお約束ですね。この本を手に取ったのは、士官と兵隊、そして司令官の扱う情報量の膨大な差、そして司令官の役割は部下を死の可能性のある戦場へ送り込むことというあたりが妙にリアルに感じられたからですが、第1作である本書では、まだストーリーラインに乗れていなくて出世していくエピソードだけでつながっている気がします。他の方も比較している「老人と宇宙」のシリーズは根底に「家族愛」があって、ワッピーには共感性が高かったなぁ。2016/04/03
鐵太郎
11
読み始めて思ったのは、ああいつものアメちゃんミリSFだ、ってこと。アメリカは存亡の危機だが、政府は腐敗し社会のスラムでは貧民がうめき暴徒化している。海兵隊が活躍し兵隊が捨て身で国家を守り、主人公は英雄になって讃えられるってパターン。そのとおりだった...のに、面白いじゃない、これ。なんで?(笑)2015/06/06
ノリピー大尉
10
主人公の生い立ちが「孤児たちの軍隊」、入隊後に人体を強化するシーンが「老人と宇宙」を思い出させた。2016/03/06




