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内容説明
部下を持つ者は皆、上司。コマツ、スタンフォード、マッキンゼーとキャリアを積み重ねた著者がかかわった「上司」は、優に三千人超。ナショナルカンパニー、ベンチャー企業で指導してきた上司育成法を実践的に解説。
【目次】
第1章 世界基準で活躍する上司になる
1 こんな上司では、到底生き残れない
2 「責任」の意味をはき違えない ほか
第2章 一つめの実践 部下と協力関係を築く
1 初めて部下を持った時、格好をつけず早く慣れる
2 部下をよく理解する ほか
第3章 二つめの実践 部下に具体的な指示を出す
1 目標を合意する: 業績・成長目標合意書
2 具体的な指示を出す ほか
第4章 三つめの実践 チームから最大の成果を引き出す
1 部下の成長を評価し、加速する
2 部下のやる気を高める ほか
第5章 四つめの実践 部下とのコミュニケーションをとる
1 常にポジティブフィードバックを心がける
2 部下の悩みを聞く ほか
第6章 五つめの実践 部下をきめ細かく育成する
1 部下それぞれ接し方を変える
2 できない部下を育成する ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もよ
7
「世界基準」かどうかはよくわかりませんが、普通に「上司」として必要なことがしっかり書かれていると思います。2019/06/09
チャーリー
5
日本の組織にありがちな問題点をキレイに抽出して、対処方法が書いてあります。 1番量が多いのは部下育成についてです。やっぱり上司の一番の仕事というのは、部下を育てることなんですね。 あとがきの「日本をもっと元気にしていきましょう」という一言が1番胸に響きました。2016/07/18
ペプシ
4
★★★★ この人が書く本は本当に良い。この本は忘れないように何度も読むべき内容。自分には部下がいないけど、普段から意識すべきないことが多い。「何故何故分析」の間違った使い方非常によくわかる。ただ、この本の内容をどうやって会社に浸透させるべきか。。。現場の上司とのギャップがありすぎて逆にストレスが溜まる。本自体はすごくお勧めだけど色々課題の残る内容でした。2017/03/22
ひとけん
4
良いタイミングで出会った本。「部下は仕事として会社に勤め、たまたま部下でいるだけ」(p.28)という考えは大事にしたい。本当に役割としてマネジメントをする上司であって、上司だから偉いわけではない。勘違いしないように気をつけたい。2015/03/29
ちくわ
3
世界基準と書いてあるのでどんな突拍子もないことが書いてあるのだろうかと思って読んでみたが、極めて当たり前のことが書かれている書籍だった。ほんとに当たり前なのだけども、部下との間で目標の合意を行い、具体的な指示をするというのは、非常に当たり前だけども、自部署の特性がこれに合わないなどの一言で逃げてしまうことはよくあるし、その気持ちはよくわかる。とはいえ、こういった原理原則をいかに徹底できるのかが重要ということなんでしょう。2024/07/28