内容説明
謎の浪人立花左京介が佃島にやってきた。武芸十八般を習得する左京介は謎の密命を帯びているが、佃島で人情味溢れる人々や風俗に親しみ、やがてこの島を守ろうと役目を超えた強い使命感を抱くようになる――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
41
著者初読みですが面白かったです。佃島を護るために用心棒となった左京介。のんびりと平和な眼差し、子供らにも優しいが腕はたつ。眼差しが優しいというのがいいですね。佃島の住吉神社は本当にこじんまりとしています。そこが由緒正しいお宮だったとは。江戸時代の佃島の様子がうかがえるのも興味深い。次巻も手元にあるので楽しみです。2016/06/02
めにい
6
渡し船にさえ酔う武士が、佃島の漁師になるという始まりに、軽い読み物かと思ったら、やはりかなり真面目な謀略政争モノだった。茫洋として失敗も多いけれど純粋でまじめな主人公に好感が持てる。しかし悪役はまたまたあの人だったのにはちょっとね~~2015/02/28
蕭白
4
悪くなかったです。2023/09/01
goodchoice
3
佃島の白魚漁のところは史実に基づいているが、そこに浪人風の武士が現れ、用心棒として雇われるというところは創作になっている。早見さんらしい爽やかなキャラクターを生み出していて、読んでいて楽しい。次巻以降も楽しみとなった。2016/04/12
月華
2
図書館 新刊コーナーで見かけましたが、発売は新刊ではありませんでした。短編集かと思っていたら、最後のお話がつながっていました。2016/05/01
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