角川文庫<br> 事件カメラマン天羽眞理子 慈しむ男

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角川文庫
事件カメラマン天羽眞理子 慈しむ男

  • 著者名:荒井曜【著者】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • KADOKAWA(2015/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041023099

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内容説明

東京タワーが爆破された。しかしそれは惨劇の序章に過ぎなかった。つづく通り魔殺人、自爆事件、そして前代未聞の虐殺計画の裏には、たったひとりの「男」の姿が……。カメラマン天羽眞理子、最初の事件!

※本書は、第一回ゴールデン・エレファント賞 大賞受賞作品。二〇一一年七月、エイ出版より刊行された単行本『慈しむ男』を加筆修正および改題の上、文庫化したものが底本です。

※「エイ出版」の「えい」は、正式には、「木」偏に「世」の表記です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coco夏ko10角

22
読んでる最中はなんだかんだで面白かったんだけど、終わってみると最初に東京タワー爆破・大量の降ってくる人々…とインパクトが強かっただけにその後が弱く感じる。2017/07/18

シアン

8
東京タワー爆破というインパクトが強すぎて、後半に物足りなさを感じる。また、クライシスノベルかと思いきや、想像以上に重い。エグい表現もあるので、苦手な人は要注意。2015/05/29

ジニー

2
★★★☆☆2023/04/22

cocobymidinette

1
視点が入れ替わり立ち替わる中で、一番深くまで踏み込んで描かれている賢慈の悪魔の心理に依りながら読んでいることに途中で気付いて、おそろしくなった。根っからの性善説であるわたしは、悪を悪として憎みきれないなぁという思いが年々強くなってつらい。眞理子には完全に自分が重なり、頭を抱えた。笑2017/01/22

北浦透

1
 シリーズ物になりそうで、かつ、ストーリーも面白そうだったので書店で衝動買い。文章のことや、後半部分の怒涛の展開は気になるものの、目指そうとしている志は高い。眞理子のカメラマンの姿勢や仙道の商売魂には感嘆。「ハゲワシと少女」を連想させるモラルジレンマは、カメラマンは対峙しなければならない問題なのだろうなと思う。一気読みしてしまった。2015/03/01

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