内容説明
謎の携帯番号「089」にコールしたことにより、もうひとつの裏側世界が見えるようになってしまった編集者の白雪亜夢子。自らの持つ携帯電話を狙われ続け、異形のモノとの追いかけっこはまだ終わらない。一方、亜夢子の担当作家である天生勇希斗は、ある秘密を抱えたまま、マスクの女に襲われている少女を助けに向かうのだった。“封じられた記憶”と悲しいすれ違いによる、絶望のゲームが始まりの鐘を鳴らす!
「ゲームに勝ち残り、俺は“望み”を叶えるだけだ」
ハ・イ・リ・コ・ン・ダ・ラ・ヌ・ケ・ラ・レ・ナ・イ
「このミス」大賞受賞作家が放つ、予測不可能なデンジャラス・ゲーム!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】
6
**伝奇アクション・2巻**(2014年1月23日時点、蔵書最新刊) 本巻の事件はまだ完全に完結した訳ではないと思いますので、次巻以降を入手時に感想を書きます。とゆーか、3巻以降をはよ出してほしい!2014/01/23
ササキマコト
3
また思わせぶりに終わった_| ̄|○しかも、大ぶろしきを広げまくりだった_| ̄|○これ、絶対畳めないだろ_| ̄|○面白くなりそうな雰囲気はプンプン感じるのですが、最後まで書ききるのは難しそうですね(--A某・土橋真○郎さんの初期の作品と同じような匂いを感じます。必殺技名を叫んだり、これ以上ないってくらいシリアスな展開ですが、どことなくシリアスに成りきれない雰囲気がありました。バトルのスピード感はあるし、個人的には好きなのですが、「一般受けするかは微妙だなぁ」というのが正直なところです。2015/08/18
はる
2
前置きが長すぎるのと、謎が勿体ぶりすぎ。 この作者は、好きなんだけど、ちょっと、この話しは私には合わないかなぁ。2013/06/15
がふ
2
既に1で飽きてたが、2で終わりだろうから、最後まで読もうとだらだら読んでたが、中盤辺りで終わりそうにないことに気付いて超流し読み。2011/02/22
縄梯子
2
今までとは異なるジャンルへの挑戦だったと思うが、これは失敗だろう。上甲宣之の良さは、サスペンス的な盛り上がりや、登場人物が知恵と機転で困難を乗り越える過程にあった。1巻の途中からSF、そして2巻目からは能力バトルの様相が強くなってきているが、作者の筆力の甘さが目立ち、それぞれが中途半端な印象。ホラー、能力バトル(次は対組織のサスペンスか?)と話を異なる姿で描く発想は良いが、作者の力が追いつかずまとまりのないものとなっている。もともと勢いで読ませる作家だけに細かい設定の話は向いてないのでは。2010/04/18