- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
「柔よく剛を制す」(三略)ほか、名軍師・太公望の秘伝。
戦国時代から現代まで読み継がれたリーダー必読の書。
ロングセラー待望の新装版。
「武経七書」のうち「六韜」「三略」を収めた第三巻。
全てに現代語訳、読み下し文、原文つき。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takehiro
11
兵法書と言われていますが、政治やリーダーの話もありました。三略から抜粋「善だと知りながら実行しようとせず、悪だと知りながらやめようとしない。賢者がいても登用せず、不肖者ばかり任用している。こんなことをしていたのでは国まで滅ぼしてしまう」これ今の日本じゃないですか・・。2023/08/16
tsuneki526
7
漢代に成立したとしても、2千年近く昔の古典である。にもかかわらず人の本質は今と何も変わらない。だからこそ今に通じる書なのだとわかる。戦前の高等教育を受けたひとはいずれも中国の古典に通じていたのだけれど、いつの間にかそのような人は消滅したようである。熟語が読めなくても政治家になれる時代である。教養など意味をなさなくなっているのかもしれないが、同じ儒教文化圏の高官や政治家はそうではない。そのことに危惧を覚える。2024/02/05
フク
6
kindle ★★★☆☆ 六韜も三略も初読み。 まずは六韜 事例が具体的なので転用するにはひと工夫入れる必要がありそうだ。武王曰 、善哉 * 続いて三略 これ軍讖の解説では? * 夜襲の備えに戦車は不可解。同士討ちしそうなんですが。2019/03/09
hiyu
5
平易な文章で示されていることもあり非常に分かりやすい。同時に組織論、上司論としてみても興味深い。2022/11/09
flat
5
三略は統治に関しても書いてあり、戦いの後のことまで考えているのは幾多の戦争を繰り返して来た歴史からなんだろうと思う。実際に統治を行った際に民衆のパフォーマンスを引き出せなければ結局、他国の侵略を受けて滅びる事になるのだから。戦争が技術などを発展させる所以が何となく分かった気がする。2019/04/03