芳文社コミックス<br> 水の箱庭 2巻

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芳文社コミックス
水の箱庭 2巻

  • 著者名:安堂維子里【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 芳文社(2015/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784832234376

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内容説明

多様な水の生きものを扱う現場、アクアショップで働きながら悪戦苦闘の毎日を送る水紀。18年前に失踪した兄との再会は、意外な形で実現するーー。“水描き”の名手・安堂維子里の新境地…アクアリストが魅せる奇想天外な水槽と水の生きもの物語、完結!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

11
勤めている熱帯魚屋の仲間と共に「水とアートの世界展」を訪れた水紀。メイン展示の「ひまわり」は、水槽でゴッホのひまわりを表現したものだった。その水槽の作者が兄ではないかと感じた水紀は、その手がかりを探そうとするが・・・2017/05/05

トリニト

5
まったくわたしにとっては未知の世界、アクアリウム。非常に興味深く魅力のある話で、2巻で完結は勿体ないけど完璧でした。良い作品。2015/02/15

suite

5
自分の理想や創りたい世界を大切にしつつ、相手との対話をさらに大切にして、自分の独りよがりにならないように、相手の想いを汲みながら創り上げていくアクアリウム。どれも本当に美しい。水紀の、対話を通じて心を通わせる仕事ぶり、本当に好き。あんな風に働いていたいと読む都度思う。元気の出る作品。是非色々な人に読んでもらいたい。2015/01/16

さつまおごじょ

5
完結巻です。もっと長くてもよかったなぁと思う作品です。アクアリウム、もっともっと知りたい気持ちが湧いてきました。今回の巻では特にハコフグの話と水琴窟が心に残りました。水琴窟、実物に出逢いたいですね。雨の日が楽しみになりそう!ハコフグは自分の毒にやられてしまうハコちゃんと、涙をぽろぽろ流しながら植木鉢に埋葬する彼女の姿にじんときて、手遅れになる前に気づいてやり直せる勇気を持ちたいと思えました。あとがき4コマは笑えました!笑。次回作も楽しみにしています!安堂せんせいの描く空気感が好きです!2015/01/15

a

4
主人公の水紀が、水庭師と活躍しているであろう、行方不明の兄に迫る最終巻です。2巻完結の短い尺の中、水紀がアクアリストとして「自分の作品」を見つけ出すまでに成長する姿を描いているのはすごいと思いました。職につくきっかけが兄の作品の素晴らしさであり、成長のきっかけが兄の作品の孤独さを反面教師としているのが構成として素晴らしかったです。そして、「水槽の中(自分の世界)に逃げた」兄を外の世界に引き戻したのが、水紀の作品であり、兄との再会のシーン…そして原点は何処かで繋がっているという今作のテーマに感動しました!2015/08/08

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