角川選書 日本風景論

著者名：池内紀【著者】

KADOKAWA（2015/02発売）

• ISBN：9784047034426

内容説明

宗谷岬、那智の滝、四国の遍路路、富士山――。日本各地の懐かしい風景、新しい風景の中を歩きながら、人に出会い、歴史と文化に思いを馳せる。日本の風景と暮らしの豊かさをゆったりと味わうエッセイ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[雲をみるひと]

各地の風景を論じたもの。取り上げられている地域は大枠テーマ別に分類されているが、テーマを論じているより地域そのものを論じているように思える。わかりやすい章もあるが、作者の思考について行けていないと感じる章もあった。そもそも理屈が勝った作者ではあるが、当該論述スタイルにすることでエッセイスタイルよりも理屈っぽくなるように思えてしまう。

2021/09/21

[ophiuchi]

石巻市の町を遠望した写真に津波で跡形もなく破壊されてしまった街並みが・・・ この人の紀行文は好きなので、これからも続いて欲しい。

2011/07/17

[takao]

ふむ

2020/12/03