創元SF文庫<br> 黎明の星 下

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創元SF文庫
黎明の星 下

  • ISBN:9784488663261

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内容説明

いまも変動がやまない地球。だが地上には生存者がいた。彼らは災厄以前の記憶を失い、わずか数年のうちに原始生活に返っていたのだ。新たな地球文明を築くため、クロニア人と地球人は協力して、彼らとのコンタクトを開始した。だが、これをよしとしない派閥があった。かつての地球とは根底から異なるクロニア人の社会を受け入れず、旧来の価値体系を再興しようとする一部地球人が、クロニアの宇宙船を奪取したのだ――そして彼らは、地球惑星政府の設立を宣言した!『揺籃の星』に続く入魂の巨編。/解説=堺三保

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どんまいシリル

10
絶体絶命のピンチに、どうなることかとハラハラし、何か都合良すぎるところもあるが、結果オーライ。「あきらめたら、あきらめるのがクセになっていくのが嫌だ。」という主人公の心意気。ステキすぎる! 最後に自分の心にも向き合って、めでたしめでたし。 読んで良かった。満足。2019/11/18

レイス

4
地球を復活する一歩で足並みがそろわないという話。まあまあでした。SF視点は人工重力もいいけど、過去の進化の疑問だ。淘汰ではなくスイッチ。それが内蔵されているということは…、その先が読むことができないのは残念だ。閉鎖環境育ちと、豊饒な地球育ちと、原始地球生まれ、社会的に今回は平和な方へ傾いてよかったと言えるけど、これから生物的に違いが現れるのではないかと気になる。2025/01/05

Tatsuo Eguchi

1
残念なことは「揺籃の星」の続編になるこの本は、もともと3部作の構成だったらしいことだ。しかしホーガンは3部目を執筆せずに亡くなってしまう。「黎明」も終わり方がキレイなだけに、次はとんでもない展開が期待できた。。。2015/11/01

ともろう

1
「揺籃の星」の続篇として、相変わらず地球の守旧派と主人公たちの戦いが繰り広げられます。今回の主な舞台は巨大彗星の接近で絶望的なダメージを受けた地球です。…でも、やっぱり話の展開自体は前作同様に単調、新しい進化論等、作者が入れ込んでいる記述は力が入っているのですが、「あっ」とではなく「えっ」と驚くオチは実にB級ハリウッド的で600ページの大作のエンディングとしてはギャップに悩まされます。作者は三部作の完結編で何を目指していたのでしょう? それにしても、人工重力発生装置で悪役をやっつけるシーンは笑えました。2012/09/09

sanakan

1
心変わりがすごい2008/06/28

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