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内容説明
残酷、耽美、退廃、無惨。生死を賭し、真剣試合に臨む人間のありし姿は狂おしく同時に美しい…
寛永六年(1629年)九月二十四日、駿河城内では天下の法度にそむき、駿河大納言・徳川忠長の面前で真剣御前試合が行われた。そこに集いし者たちは、それぞれが試合に登場しなければならない事情を抱えていた。真剣御前試合という異常な場でしか語り合えない二人が対峙し、前代未聞の死闘を繰り広げる。その決着は――――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カラシニコフ
9
石切は正直興奮した。きぬと多情丸の話もかなり良かった。 ★★★★☆2016/02/08
みや
8
第3巻は『鼻』『女剣士 磯田きぬ』『石切り大四郎』。前巻で「きぬ視点もあればいいのに」的な感想を書いたら、きぬの物語が2編もあって嬉しい驚き。これまでも各話に微かな繋がりはあったが、ここに来てがっつり結びついてワクワクした。どの剣士たちも不器用だったり、不遇だったり、望む女に嫌われたり、可哀想な人たちが多くて、勝っても負けても切ない気持ちになってしまう。鼻が長くて世間から虐げられ続けてきた男が試合の最後に知る結末が非情すぎて良かった。『石切り大四郎』のラスト一コマが熱すぎる。墓石との戦いに震えた。2022/10/07
yom
1
男の悲しみ溢れる作品が揃ってる感じ。切なくもどこか心地よい読後感。2021/04/16
イケメンさま
1
あまりにも石切がかわいそう2021/03/02
北白川にゃんこ
1
石切りさんの話が一番凄かった気がします。鬱鬱しい話だなあ。そこが好き。2013/07/20