桜ノ杜ぶんこ<br> 東亰ですとぴあ~終わらぬ昭和のあやかし奇譚~(桜の杜ぶんこ)1

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桜ノ杜ぶんこ
東亰ですとぴあ~終わらぬ昭和のあやかし奇譚~(桜の杜ぶんこ)1

  • ISBN:9784891993009

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内容説明

日本皇国首都・東亰府――昭和89年夏。
石炭資源によって発生した産業革命は瞬く間に世界中に広がったものの、石油燃料の効果的な活用も原子力開発も出来なかった、まったく別の世界。石炭資源の枯渇から文明は停滞し、文化は妖を闇から駆逐できないまま現代に繋がり、世界は終わりに向かってゆっくりと進みはじめていた。東亰府が血に染まり崩壊する神託を受けた斎都宮――神の姫巫女である香具夜は、その理由を突き止めようとした矢先に暗殺者が放った妖に襲われ、摩天楼から転落する。香具夜が空から落ちてくるのを目撃した下町のなんでも屋の少年・久坂草平は、相棒の妖狐である尾裂き狐の六本木と共に彼女を助け、彼女の護衛兼案内役の仕事を得る。崩壊しつつある世界の状況を目の当たりにする二人は、崩壊の実感と共にその裏に隠されて進行しつつあるひとつの計画を突き止めるのだが――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あき☆ブラック・ベア

6
その前に読んだ「かんづかさ」とたまに混ざりそうになりながら読んだ。あとがきで作者さんが同じ方と気づいた…。雑多に混ざっている頂いた本の中から気分で選んで読んでるから気づかなかった。こちらの話もキャラがよくて面白かった。気づいてみれば六本木とかんづかさのイナは似ていたな。ラストがドラマチックでドキドキした。終わり方はこっちのほうが好きだなー。面白かった。2023/07/07

T.Y.

3
昭和89年、百年も欧州大戦が続き、日本は戦前のテイストの街に妖の存在する世界。斎都宮と呼ばれる巫女の香具夜は妖に襲われ、二尾の狐の六本木とコンビで活躍する下街の何でも屋・久坂草平に助けられる。雰囲気は悪くないが、淡々としてバトルもドラマもやや物足りず、アカシックレコードとかが出てきて世界の命運が関わる終盤の展開はついて行けない感が。活劇からそういう大スケールの話に繋げるためには少し道具立てが不足していたか。2015/01/20

benjoe

1
KUにて。昭和な雰囲気の和風ファンタジーといった趣。好みではなかったけど好きな人は好きだろうと思う。2018/01/18

カマー

1
架空の東京、昭和を舞台にした妖奇譚とでも言うべきか テンポも良く最後まで一気に読めた  2015/01/13

秋月蓮華

1
ですとぴあで薄暗そうで王道な話。ボーイミーツガール系でページ数もうちょっとあればとかあったが、まとまっていた。綺麗に完結してた。2015/01/13

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