内容説明
6年前、福祉施設とはとても思えない惨状を見兼ねて、著者は誉田園の体質改善に取り組んだ。本書は、以前より数倍良くなった園の実体と、その実践を公表したものである。
目次
1 素人施設長、誕生
2 楽園を目指して
3 主役の表情
4 介護保険は、福祉を改善する最良の機会
5 これからの福祉の課題
6 資料集―職員宛に出された施設改革のための檄文(抜粋)
著者等紹介
宇野真之[ウノマサユキ]
両親が嘱望していた教育者になることを拒んでいたが、戦後の荒廃した社会にあって、次代を担う青少年の育成に足を踏み入れ、地域に根ざしたボーイスカウト運動が良いと着目、昭和24年愛知県西加茂郡挙母町(現・豊田市)日本ボーイスカウト西加茂第1隊を設立し、自ら隊長として直接ボーイスカウト訓練にあたり、「人生は創造・開拓」との信念を抱き、広く青少年健全育成に情熱を傾け、「自己実現」を育み、落ちこぼれをつくらない小・中学校教師として19年間、行政らしからぬ行政マンとして20年間、財団法人組織での青少年育成7年間、その間に寛仁親王殿下に影響され福祉分野まで手を広げる結果になった。重度身体障害者療護施設を立ち上げ、現在も社会福祉法人特別養護老人ホーム誉田園施設長として、「福祉日本一」を目標に努力している
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