内容説明
ボブ・リー・スワガーは親友の記者キャシー・ライリーがモスクワから発したメールを読み、いたく興味を掻き立てられた。第二次大戦末期の独ソ戦で輝かしい狙撃歴を残したソ連邦赤軍に女性狙撃手がいたという。名前はミリことリュドミラ・ペトロワ。射殺した敵兵数は百を超え独軍からは“白い魔女”と呼ばれ恐れられていた。だが1944年の半ば以降ミリの名前は記録からふっつりと消える。いったい彼女になにがあったのか。ボブはただちにモスクワに飛び当地でキャシーと再会しミリに関する調査を開始した!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
98
この作者のものは、「極大射程」を読んだのとその映画作品(マーク・ウォルバーグ主演)を見ただけです。この作品はソヴィエトの白い魔女と呼ばれた女性スナイパーの足跡を現在のスワガーが探っていくという話で過去と現在がフラッシュバックのような感じで進んでいきます。それがさらに現在にまで波及して主人公が狙われるという状況がでてきて面白くなりそうです。確かにどなたかも欠いておられますが映画の「スターリングラード」を思い出しました。2015/08/31
優希
47
面白かったです。女性をヒロインと捉えないのが新しい視点だと思いました。戦争末期の女性スナイパーを探るのに引き込まれました。下巻も読みます。2023/05/29
サトシ@朝練ファイト
29
女性のスナイパーか。70年以上前の独ソ戦をからめて、いやぁ興味深いです。2016/04/18
Panzer Leader
29
ソ連の美貌女性狙撃手、歴戦の降下猟兵部隊、パルチザン狩りに特化したSS武装山岳師団。第2次大戦中のこの設定だけでおなか一杯。これらの伏線が現在にどう関わってくるのか、後半も楽しみ。2015/11/08
み
25
ボブさん68歳。戦時中のスナイパー女子が気になり調査するためロシアに旅立ち、妨害されてます(^^; 2021/08/28
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