内容説明
アウトローの刑事ばかりが集められた部署、警視庁刑事部捜査零課。 盆栽に話しかけてばかりいる“昼行灯”羽佐間警部、スマホゲームに熱中する“美人すぎる女刑事”春日警部補、ほとんど刑事部屋に戻ってこない陣内巡査部長。零課に配属されたばかりの“死体アレルギー”宝福巡査。そして死体の顔をコピーできる特殊能力をもつ女刑事、音無巡査。 かつて連続殺人犯に姉を殺された音無レイカは、ずっと犯人を追いかけていた。するとある日、犯行手口がそっくりな事件が発生する。憎むべき連続殺人犯が再び動き出したのだろうか――?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
papako
60
シリーズ2冊目。首狩り事件の被害者そっくりの女性が現れて、そして殺された。『首狩り事件』再びか?レイヤー殺人事件とか誘拐事件とか読み応えありました。ただ、何故か犯人は登場すぐに気づける。いつもは犯人って気にせず読んでるんですけどね。2020/04/21
えみ
54
刑事という職業以上に、犯人を憎まなければならない理由が彼女にはある!心に深い傷を負った美しき刑事・レイカ。彼女は自らの顔と引き換えに亡くなった姉の顔を手に入れた。哀しい過去を持つ彼女を、死体探知機…不思議な体質を持つ刑事・大和は救えるのか。凶悪犯に立ち向う個性的な刑事が集う警視庁刑事部捜査零課シリーズ第2弾!再びの悪夢か、首のない死体。人気漫画の完璧なコスプレイヤーの美しき死体。後悔と懺悔の危険な死体。3つの事件解決はレイカの事件にも近づいていくことになるのだろうか。怪しい人物も見え隠れで続きが気になる!2022/10/24
はつばあば
52
一巻目のインパクトだ強すぎて、二巻めはスラ~っと。事件にスラ~っとなんて言うのはなんだが、レイコさんが「人」らしくなってきたのに碇さんがわからんようになってきた(^^;検視官ってこんなモノかしら。芸術家かと称する司が何となくヤバいんじゃない?。大和は・・これからどんな刑事さんになっていくのか。零課の面々の三巻目を楽しもう2017/05/09
はつばあば
43
再読。最初のレビューと重なるかもしれないが、レイカさんが丸くなってきた。大和を・・大切な人や周りの人を失うことに恐れを抱くって生きている証拠ですよね。それにしてもマスゴミってしつこいし陰険だし・・昔白黒TVで「事件記者」ってやってたときはカッコよくみえたのになぁ2020/04/25
momi
29
シリーズ第二弾!!スラスラ読めてライトノベルだけど、意外と警察ものとしてしっかりしていて面白い!楽しみなシリーズです!「警視庁刑事部捜査零課」死体アレルギーの刑事や死体の顔をコピーできる特殊能力を持つ女刑事など…かなり非現実的だけど、そこを受け入れると面白いのです!姉の憎き仇、連続殺人犯が再び動き出したのかってことで…またまた怪しいヤツが…。早く次が読みたいですね!2015/01/24