ディスカヴァー携書<br> 円高・デフレが日本を救う

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ディスカヴァー携書
円高・デフレが日本を救う

  • 著者名:小幡績【著】
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  • 特価 ¥499(本体¥454)
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン(2015/01発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784799316351

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内容説明

2013年1月、第一次安倍内閣の発足と同時に、「リフレはヤバい」でその経済戦略の危うさを警告した気鋭の経済学者が、第二次安倍内閣に再び警告する。

アベノミクスとは何か? 「超金融緩和」による、株高、円安、国債市場の混乱であり、景気刺激の先食いによるコストとリスクの先送りだ。

この2年で、戦後積み上げてきた日本の国富の3分の1が吹き飛んだ。今後、経済は、コストとリスクを支払う局面に入る。

危機などどこにもなかった日本経済は無謀な政策により、危機に陥る危機となってしまったのだ。

しかし、日本経済は絶望的ではない。間違った政策を取り除けば、日本経済は自ずと力強さを少しずつ回復していく。

本書では、アベノミクスという経済政策の誤りを論じ、アベノミクスの代案と、さらに、真の成長戦略を提示する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

85
国債を買うおカネがあったら教育に使えと。どうせなら理系大学院や高等専門学校のスーパー高等教育と幼稚園・小学校の初等教育に使ってほしいのが個人的な希望。前者はガンダムに出てくるような「スペースコロニー」を作ってくれるかもしれないし、後者は大多数にとっての貧困防止になる。そのどちらでもない、真ん中あたりはとくに官が大金を使わなくとも、民がどうにかしてしまうと思う。2015/02/23

メタボン

17
☆☆☆ 「リフレはやばい」に続き読了。アベノミクスの雲行きが怪しくなってきた現在では、筆者のような主張もむべなるかなとも思われる。しかし肝心の「処方箋」に現実味が感じられないのが残念。そこをもう少し突っ込んでくれれば傾聴に値すると思う。「個の教育」が大事であり、「教育する者を教育する」という考え方は共感。2015/09/07

小鳥遊 和

8
中原圭介『インフレどころか世界はこれからデフレで蘇る』(2014)の感想を書きたいが当サイトに見当たらず、同趣旨の本書を選んだ。今、総選挙前で、立憲民主党が「物価上昇ゼロ+賃金アップ」と公約を出した途端「インフレなしに経済成長と賃上げは無理。民主党政権の二の舞だ」と怨嗟の声が挙がった。ヤル気のある若い人の声ならばよいが、実際には高所得・高資産額の人か円安・株高で稼ごうという投機家がノイジーマイノリティとして騒いでいると思われる。中原著も本書も「デフレのほうが経済成長し易い」と説得力をもって論じているのだ。2024/10/09

Y田

8
2015年刊行で、反リフレの立場の本。よくわからない部分もなるほどと思う部分もあった。◉主な主張としては、強い円を背景に海外に投資するべきであり、賃金と雇用を守った上でならデフレはコスト減だから良いことだ,政府は緊縮で民間で各自やる,地方活性化重視という感じか。◉興味深いのは、現状の認識。今は成長するのではなく成熟する経済、デフレは単なる結果、円の価値上昇は良いこと、という前提だなと感じる。勉強不足でこの是非は分からない。最近は自分がリフレ派の情報に偏ってる気がしてたので知れて良かったと思う。2019/12/25

こも 旧柏バカ一代

8
なんか今迄聴いてた景気判断と違い過ぎて判断が出来ないが、間違ってるようには思えない。 特に人材の育成をしろってのは物凄く同意する。2019/05/22

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