至福の暴対レシピ（１）

著者名：西条真二【著】

講談社（2014/12発売）

• ISBN：9784063825442

内容説明

渋谷のスナック「雨音」ウェイター兼料理人の蘇我スギオ。ほおに傷を持つ24歳は壊滅した暴力団、溝仁会の構成員だったのだが人を動かすのは暴力ではなく料理だという事に気づき、料理で人を笑顔にする道を選択したのだ。しかし彼の元にはトラブルが舞いこみがちで、そのトラブルを特異な料理知識で撃退するのだが、そのトラブルの裏側には「ある人」の影がちらついて──。西条真二が作り出した「料理バイオレンス」!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まゆにゃ]

kindleで。ジャン+エログロバイオレンス。相変わらず料理がとてつもなく旨そう、特にコッテリ肉料理の類。第一話のモツ尽くしなんかたまらんよ、脳花とか是非食べてみたい。10年以上前某所で食べた極旨揚げたての白子の天ぷらを思い出す、嗚呼。基本、話の展開が苦しい。けど、この手のヤクザバイオレンスでありがちな地下トーナメントも料理じゃ…だし、今後どうなるやら。あ、そうそう、エロ要素は一応スパイス的にあるよ！ってだけ。ジャンの頃のようにむしろ出さない方がエロい気がする。

2014/12/09

[十六夜（いざよい）]

「鉄鍋のジャン」が好きだったので購入してみたが、あまりの内容の違いにちょっと引いた。暴対って事は相手はヤクザばっかりなんだろうな。料理漫画のはずなのに、暴力と狂人のイメージしか残らなかった…。３巻という短さなので、取り敢えず最後まで読んでみる。

2019/02/11

[虎師匠]

欲望と暴力の街・渋谷を舞台に、頬に傷を持つスナックのウェイターにして凄腕の料理人の破天荒な活躍を描く異色の料理バイオレンス。圧倒的な暴力、権力に知略と料理の腕前のみで立ち向かう、と言うコンセプトは悪くない。「発情フルコース」や「食い合わせによる強制酩酊」等の、通常の料理漫画では間違いなくカテゴリーエラーとして弾かれる品目も過剰な演出と刺激が噛み合っているし、なるほど料理バイオレンスに偽りは無い。ただ、全体的なお話の見せ方、コマの運び等がやや粗雑に見えるのが残念。もう少しちゃんと描こうよ。(以下コメ欄へ)

2015/01/08

[シュエパイ]

あー、ジャンの人だー、と手に取りました。あの内臓料理フェアはちょっとおいしそうで食べてみたいな♪そのあと体がどうなるのかこわいけどｗ

2014/12/18

[猫ウルフ]

大人向け｢鉄鍋のジャン｣。エロスとバイオレンスに料理という一見ミスマッチなレシピがうまい具合に料理されてて面白い。つーか見た目ジャンで中身五行だコイツ！w

2014/12/06