超訳 ヴィトゲンシュタインの言葉

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超訳 ヴィトゲンシュタインの言葉

  • ISBN:9784799315422

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内容説明

それまでの哲学をひっくり返した天才、ヴィトゲンシュタイン。
難解と言われる彼の文章に『超訳ニーチェの言葉』の白取春彦が挑み、
読者の視点を変え、人生と世界が新しく見えてくる鮮烈な言葉を誕生させた。

「きみがいいと思ったら、それでいい。誰かから何と言われようと、事実が変わるわけじゃない」
「きみ自身がきみの世界だ。きみの生き方で、きみの世界はいくらでもよくなっていく」
「内心や胸の奥の気持ちといったものがそれほど重要なのだろうか。その人の表情や態度に表れているものよりも、本当に重要だと考えていいのだろうか」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オカピー

6
オーストリアの哲学者。翻訳者の方が良かったのか、哲学書にしては、わかりやすかった。刺さる言葉も多数。見出しだけ読んでも、元気が出る言葉が多かった。2023/03/01

taro335

5
これはちょっと興奮しました。ウィトゲンシュタインがこうなってしまうことに抵抗がなくもないが、一般人が触れられるという点では斬新ですよね。2014/10/22

バケツ

4
論理哲学論考が出典の言葉もあり。論理哲学論考、そんな感じだっけ…?有名な最後の一文っぽい項目が本当にあの一文なら確かに意訳…いや、超訳だ。原文はドイツ語だろうから、標準的な邦訳文も一緒に記載しておいてほしい。翻訳は単語の置き換えではない、というのには同意だが、ここまで元の印象から離れるとちょっと不安になる。論考と解説書しか読んでいない身で率直に言わせてもらうと、なんだか現代人にイイ感じに響くように文意を丸めている気がする。2023/04/24

K

4
なるほど,ヴィトゲンシュタインの言葉自体には魅力がある。しかしあくまで「超訳」である。ヴィトゲンシュタインに詳しくない自分であっても,本当にこんな意図で使ってるのか?と思うものがちらほら。哲学風の自己啓発本と言っても誤りではないだろう。そもそも,文脈を離れた語の利用には意味なんかないというのがひとつの彼の考えではなかったか。このように切り貼りされることは彼にとって本意だったかは疑問が残る。ただ,多くの人が触れやすくなっている点,各言葉に出典が併記されている点は評価されるべきだろう。とっかかりには良い。2015/01/30

Hiroki Nishizumi

2
超訳シリーズ良いね2023/10/05

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