創元推理文庫<br> 犯罪心理捜査官セバスチャン 上

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創元推理文庫
犯罪心理捜査官セバスチャン 上

  • ISBN:9784488199036

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内容説明

「息子が帰ってこないんです」ヴェステロース警察にかかってきた一本の電話、それがすべての始まりだった。少年は心臓をえぐり取られた死体で発見された。センセーショナルな事件に、国家刑事警察の殺人捜査特別班に救援要請が出された。メンバーはリーダーのトルケル以下四人の腕利き刑事。そこにひとりの男が加わった。男の名はセバスチャン・ベリマン、心理学者で殺人捜査特別班の元トップのプロファイラー。だがこの男、自信過剰で協調性ゼロ、アドレナリンとセックス中毒、捜査中でも関係者を口説いて寝てしまう、はた迷惑な奴だったのだ。スウェーデンを代表する脚本家がタッグを組んだ、注目の北欧ミステリ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

143
【図書館本】シリーズの2作目、3作目が読んでみたくてまずは第1弾から。 心臓をえぐり取られた少年の死体、人格破綻者の犯罪心理学者セバスチャン。おお、なんだか好きそうな予感、とわくわく手に取ったが、警察内での人間模様ばかりがドロドロしていて、なかなか話が前に進んでいかない印象。上巻読み終わるも、解決の糸口すら怪しく、少年の印象はどんどんきな臭くなっていく。下巻で一気に話が進んで面白くなっていくことを期待してこのまま進みます。2018/10/13

ケイ

132
16歳の少年が殺されて池に捨てられていた。中学の時はいじめられていた少年。優秀な私立の高校に通うようになったが…、誰も彼の死に涙しない。登場人物達の素性が明らかになってくるにつれ、これはミステリだが、中心は親と子の溝、不理解の物語だと思ってきた。特に母親と息子の。そして、みんな、孤独だなあ。2018/04/18

KAZOO

81
上巻は物語というよりもセバスチャンの紹介というような感じが強く残りました。プロファイラーとしての能力の高さがあるものの、様々な問題を引き起こす可能性のある主人公で私は日本の逢坂剛さんの「禿富シリーズ」を思い出してしまいました。まあ物語としては今までの主人公とは違うということで楽しめます。2015/06/04

まつこ

58
主人公セバスチャンの犯罪心理捜査官ぶりは今のところほんの少し見られる程度ですが、事情聴取した少女の両親への対応のうまさ。それが物語るのかもしません。あらすじの通り口説いて寝てる方が多いかもしれませんが・・・。他の登場人物の個性もいい味出ています。またメイン事件だけではないため、それも読みどころです。さて下巻へ。2015/08/06

ナミのママ

56
シリーズ1作目の上巻。登場人物表を見てスウェーデンのややこしい名前を覚えられるか?と心配だったが。区切りごとに焦点があたり問題なかった。心臓をえぐりとられて殺された少年の事件。殺人捜査特別班のメンバーの個性と、少年の身辺。前半はゆっくりと進んでいく。完全に道をはずした主人公のセバスチャン、さてこれからどうなるのか?このひねくれ者のおじちゃん!結構、好きだ♡2021/08/29

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