集英社コバルト文庫 皇帝陛下のお気に入り2 動き出しちゃった恋敵！？【ミニ小説つき】

著者名：せひらあやみ【著】/みずのもと【イラストレーター】

集英社（2013/12発売）

• ISBN：9784086017572

内容説明

【コバルト特区新作総選挙でシリーズ化！　特典ミニ小説つき!!】相変わらずかかしを皇帝だと信じて疑わない清佳。本物の皇帝の洸輝は、ふたりの仲を進めるために清佳を強引に閨房に召し上げるが、劉翔の邪魔のせいで未遂に終わる。洸輝の意図がつかめない清佳は自分と洸輝の関係が何なのか悩んでいた。そんな時、隣の南羅国から軍事同盟を求める使者がやってくる。飛天と名乗る使者は洸輝の正体に気付いているらしく、洸輝の前で清佳を口説きはじめて…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[透馬なごみ]

飛天という彼が結局なにものなのかよくわからないまま終わった。友焔は兄として、そしてライバルとして2人の邪魔をするのがナイスすぎる。もちろん引くべきところはちゃんと引く友焔はめっちゃくちゃいいお兄様であり、いい側近だと思います。清佳と陛下は少しずつだけれど近づいて行ってるかな。清佳が割と自分の気持ちに正直なとことか、世間知らずなだけだとわかれば自覚したあとは大変じゃなさそうな…という雰囲気があります。友焔が邪魔しいなので、陛下はまだ清佳に自覚させてあげられない気がします。

2015/04/19

[ユイ]

案山子皇帝は続行中。１巻では変人しか登場しませんでしたが、今回もやはり変人しか登場しませんでした。

2014/05/11

[あゆち]

シリーズ２冊目。相変わらず案山子を陛下だと信じて疑わない清佳。なんとかして本物の皇帝は自分だということをわからせようと頑張る洸輝。そんな時、南羅国から来た使者が、清佳に接近・・・の巻。ほぼ両想いなのにお預け食らう洸輝、気の毒・・・。無知で無垢の常識知らずって悪意より性質悪いかも。お母さんのキャラがよくわからないな。

2013/11/27

[菊地]

序盤の展開で皇帝の株がストップ安。

2013/10/14

[朱夏]

気の毒な男性が多すぎる・・・。陛下なのに相変わらず陛下と認めてもらえなかったり、自分の味方である人たちの罠に毎回かかってしまったり。気の毒な男性オンパレードが楽しかった。その中で、世間知らずの主人公がのほほんと立ち回っているのが、また笑えた。それにしても、案山子はいつ皇帝を卒業できるかな。

2013/10/23