表現者２０１３年１１月１日 ５１号 保護主義の正しさ「自由貿易」が日本を滅ぼす

著者名：中野剛志【著】/施光恒【著】/西部邁【著】/富岡幸一郎【著】/柴山桂太【著】

ジョルダン（2013/11発売）

内容説明

安倍首相の言う「瑞穂の国にふさわしい市場主義の形」への道すじをつけるために必要な決定的な方策は、「保護主義」の意義を再発見し、自由貿易がもたらす国柄の破壊と社会的な不平等を改めることである。
アベノミクスの三本目の矢である成長戦略は、新自由主義、構造改革路線からの転換を果たさなければならない。
また、グローバリズムや自由貿易、ＴＰＰに反対することは「鎖国」という悪しき政策である、という誤ったイデオロギーから脱却することは必定である。
［表現者２０１３年１１月号掲載］