内容説明
ある願いを叶えるため、生き神・明神帝の<白羽姫>になった未雲。いざ謁見と思った次の瞬間、五年前に姿を消した幼なじみ――今や“鬼”の集団<朱天童子>の頭領になった伐叉羅が現れた!! 鬼の存在を認めない朝廷はこの乱入に騒然となるが、帝は二人に興味を持ちはじめ……って、私たちが夫婦の契りを交わした仲って何言ってるの!? 鬼と人、嘘から始まるかりそめ夫婦の退魔物語、登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フキノトウ
7
おもしろかった~!伐叉羅の方が、みんなと違う見た目のせいで、差別される所は、悲しかったです。でも、周りがこれから変わっていく感じがしたので、楽しみです^^二人はいい夫婦になれそうだな~。続きでないかな。2013/09/05
梅みかん
5
鈍感鬼嫁に、やきもきしてる鬼のヒーロー。2020/07/20
棗
4
微笑ましい話でした。主観でいうと、設定が好物な割には萌えがあまりなかったかなあ…。ヒーローが、辛酸なめてそうな境遇と立場に対して中身がお坊ちゃん風なので、あらすじや冒頭から期待した方向性と内容が違ったのかも?2013/09/02
さなだ
4
イラストレーター買い。2013/06/18
waqwaq
4
キャラクターの設定が私のツボでした(笑)そして主人公の未雲と幼なじみの鬼の彼がお互いを深い所で思いあっているなと感じて好きでした。内容は面白いと思ったけど、安定した調子ではあったようにも感じました。この手の話でよくありそうな展開と予定調和的だなーと思ってしまったり。シリーズ化を前提に書かれたものなのか今後の展開の想像が広がる作りになっていると思うので、続編が出たら買おうかなと思います。2013/06/15