ガガガ文庫<br> あやかしがたり3

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ガガガ文庫
あやかしがたり3

  • ISBN:9784094511987

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内容説明

旅に出る。あの男と、宿命と戦うために--

ふくろうとの決別の後、江戸にて剣の腕をさらに磨く新之助に、公儀隠密妖異改の影が忍び寄る。
公儀隠密は家族を人質に新之助にある事件の解決を依頼する。そして、その事件にはふくろうが絡んでいるらしい。かつて、ふくろうは自分には譲れないものがある、自分の進む道に新之助は来るべきではないと言っていた。
ふくろうの真の宿命とは何なのか? すべてを捨て、新之助は強くなりたいと誓う。彼に追いつき、再び出会うために……。

歴史といくさの中で繰り返される怨念、呪い。平家と源氏、あやかしと剣術。
旅に出る新之助、目指すは南国・トカラ列島。いよいよクライマックスに突入したシリーズ第3弾!

ライトノベルのみならず歴史小説・時代小説ファンにもおすすめの痛快剣術バトル。

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

椎名

2
おとこどうしとくゆうのあついゆうじょう……(真顔) 言葉にすることに意味なんてない、そんなものに本物はない、とただ剣を交えることで語り合い同じものを見た新之助とふくろうの姿には胸が熱くなりました。しかし四巻何やるんでしょうかこれ。/それが運命だから、それが常識だからという言い訳の怠慢で自分や夢を潰していく甘えだけは許せない、といった語りはやはり作者特有で、この思想が好きなんだよなあと改めて。2015/04/12

タカユキ

2
「俺の未来を、誰かの未来をお前が勝手に諦めてんじゃねぇ」…それでこそ主人公! あと最初ましろとくろえがいなくて不思議に思っていたら途中で普通に出てきて、嬉しいけどなんか釈然としない感じ。2010/04/21

メロン泥棒

1
「お前となら、どこまでだって汚れてやるさ」と新之助。「あっしはあんたを汚したくなんかない」とふくろう。これなんてBL? ふくろうの背中を追う新之助と迎え撃つふくろう。今回、新之助は薩摩の向こう側まで密貿易を追って船旅に出かけるが、そこで知ったふくろうの意外な真実。「こんな寂しい場所にこの男は立っていたのだ」新之助が切ったのは人か呪いか。物語の展開が速くて作者は自分の首を絞めているんじゃないかと心配するのだが、この先どうなるんだろう。すくねが何やら握ってそうだが。2010/12/05

61916

0
はやはちの原型がここにある。いやほんとに。2014/12/02

mayakun

0
修羅の道に突き進んでおる……2014/10/29

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