内容説明
救世主か地獄の使者か。美しき不死少女見参。
腹部に「ファスナー」を埋め込まれ、着ぐるみが如く加工された死体が発見される事件から、全ては始まった。決して死ぬことのない呪われた種族に伝わる術と、同じく不死の少女の壮絶なる闘い。新感覚アクションホラー!
※※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
テキィ
8
姥皮のアイデアや使い方は面白い。全体に勢いや濃さ頼り。安倍さんも消化不良っぽい。2010/09/19
さあささん
3
姥皮の話でした。/読み始めはホラー風味でしたが、実際は伝奇ファンタジーでした。ファスナーの使い方やハカナシ、姥皮を軸にした話はとても面白かったです。/情報量が多くどのキャラクターがどの情報を持っているのか把握するのが難しい印象を受けました。ページ数の割にはキャラの掘り下げも少なかった印象。分冊した方が良かった気がします。2016/01/29
竹花 樒 - Shikimi Takehana
3
読み始めは2時間サスペンスかと思ったが、蓋を開けてみると和風伝奇だった。何気ない日常が次第に侵食されていく不安感が絶妙に醸し出されていて面白かった。ただ、詰め込みすぎの感は否めないかな。けれど、ラストは落とすところに落ち着いたように思えます。この雰囲気は悪くない。村社会をSNSに見出した視点は新鮮だった。どれだけ要素を詰め込んでいても、剣を振るう血祭り御膳がすべてをなぎ払う爽快感に打ちのめされた1冊でした。2009/03/03
METHIE
2
グロさやエグさはさすが。2019/11/21
水の人
2
なんか微妙だなあ。構成がすっきりしない。緊張と弛緩のバランスが悪いのかな。情報量が多すぎるのと、言葉選びのセンスが中二病(二字熟語使い過ぎ)なのも少々きつい。2009/12/16