出版社内容情報
好評の新書籍シリーズ,第4弾のテーマは,数学の中でも我々の生活に最も深く関わるテーマ「統計と確率」です。ニュートンの強みであるわかりやすい図やイラストを全面に使い,眺めるだけで統計と確率の考え方がサクっと理解できるようになっています。STEP1~3を順に読んでいくだけなので,長い解説を読み込んだり,読む順番に迷ったりということもありません。
商品やサービスの効果をアピールする宣伝や,データの分析結果,生命保険といったあらゆるところで統計や確率は顔を出します。私たちに論理的でわかりやすい判断材料をもたらしてくれたり,未来の出来事について予測をつけたりすることができる,便利な道具です。しかし,正しい知識をもちあわせていないと,感覚と実際の確率結果にずれが生じたり,それらしい統計結果にだまされたりすることもあります。この本は,スキマ時間で手軽に統計と確率のセンスを身につけたい,という人にぴったりの書籍です。
ほかにも,「ジャンボ宝くじの連番とバラ,当たる確率は同じ?」,「人はランダムな結果から意味をみいだそうとする」,「なぜ世論調査はインターネットで実施されないのか?」など,雑学的な話題も取り上げています。
目次
1章 図を見ればよくわかる!確率のきほん(予想とずれが出る?身近な現象の確率;サイコロで考える確率の基本的な求め方 ほか)
2章 複雑な現象の確率も、図で整理して考えよう(図を使いながら整理すれば、確率論はむずかしくない;余事象を計算するほうが簡単な場合がある ほか)
3章 図を見ればよくわかる!統計のきほん(図で見破る「平均値のトリック」;データで注目すべきは「ばらつき」 ほか)
4章 グラフや図を活用して、統計データに強くなろう(品質をささえる「標本調査」のしくみ;世論調査は回答者の“ランダム性”が重要になる ほか)
著者等紹介
今野紀雄[コンノノリオ]
立命館大学理工学部客員教授、横浜国立大学名誉教授。博士(理学)。1957年、東京都生まれ。東京大学理学部数学科卒業。専門は確率論。主な研究テーマは無限粒子系、量子ウォーク、複雑ネットワーク(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
ゼロ投資大学