小学館文庫<br> カフェー小品集

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小学館文庫
カフェー小品集

  • 著者名:嶽本野ばら【著】
  • 価格 ¥517(本体¥470)
  • 小学館(2013/05発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094080148

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内容説明

嶽本野ばら初の書き下ろし短編集、待望の電子化!

あの『ミシン』で鮮烈なデビューを遂げた嶽本野ばらの初の文庫版を電子化。
 互いに頑なな誇りを持つが故、すれ違い、翻弄されつつも惹かれあう「僕」と「君」の恋愛風景の数々―。京都・東京・鎌倉・小樽と、著者自らが偏愛するカフェーを巡り、その時空から紡ぎだした、夢ともうつつともつかない短編・掌編12本を収録。  他の作品群にもつながる作家独自の美意識が色濃く映し出された好著。ファン必読の一冊です!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

♪みどりpiyopiyo♪

60
繋がってる様で微妙に別人な「僕」が語る12の短編。行ってみたいカフェーが幾つかできました。■「僕」の あまりにあんまりな「僕」っぷり。何かをこじらせて自己肥大した様な、アンバランスで危うい様な、とっくに大人なのに若さの特権が未だ通じると思ってる様な。自分と違う者を蔑む未熟さ。■男性登場人物と作者(男性)の関心が、女の子自身にではなく、服、病み、人妻など分かりやすい属性にばかり向いてて、そこも自意識とか自己愛とかこじらせてんなーって感じますが、そんな作者が作り出した女性登場人物も 然もありなん、で。(→続2016/06/30

Roko

33
野ばらさんは、なんと繊細で、なんと正直なのでしょう。相手にとっては傲慢と思われるかもしれない思いを胸に秘め、どう伝えたらいいのかを必死に悩み、ことばを選んでいるうちに相手が去ってしまっても、ずっと相手のことを思い続けるのです。自分が好きな人がどんなことを言おうと、どんなことをしようと、その人を好きだという気持ちの揺るがなさは、永遠なのです。思い出のカフェーで、二人だけが生きる世界での話はとりとめもなく続きます。二人で一緒にいるということだけで幸せなのだと思える幸せな時間は、大事な思い出として残ります。2022/05/13

bluemint

17
恋愛過程の断片、特に終わった恋の追憶。かすかな愛の痕跡から、そこに至るまでの2人の関係の変化を推測しなければならないのが少々辛くなってきた。ロリータ色はほとんど感じなかったが、嶽本の場合ファッションは本質的なものではなく、それ抜きでも十分彼の世界は成立するのだと分かった。これは短編集だが、彼の世界を味わうには少し短かすぎる。2026/04/01

そのぼん

16
何処か耽美な香りのす作品たちでした。 柔らかな空気感、悪くなかったです。2012/05/24

15
鎌倉への旅行先で読み終わりました。「フランソア」は水瀬さんと一緒に行きましたが、素敵な雰囲気でした。鎌倉にいるので、「ミルクホール」にも行ってみたいかも、覚えてたら。書き出したい言葉もいくつかあったのでまた読みます。それぞれのカフェーにも行きたくなります。2012/05/03

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