内容説明
脱がすか脱がされるか、超人脱衣バトル開幕!
日本古来より執り行われてきた神秘の儀式<脱衣の儀>。
それは、脱衣士と呼ばれる選ばれし者たちが超常の衣服「天衣」を身にまとい、互いに相手の天衣を脱がし合う決闘の儀式。
そして、その頂点に立った者は聖人となり奇跡を授かると言い伝えられる……。
ある日突然、自分が先祖代々脱衣士の家系の人間であることを知らされた少年・古織木綿は、彼の後援者と名乗る美女・美服院姫乃から<脱衣の儀>に参戦することを迫られる。日本の伝統を守りたいという建前と、女性脱衣士の裸を見たいという下心を胸に参戦を承諾した木綿は、脱衣士のパートナーであるお針子巫女の天縫ミシンとともに過酷な脱衣バトルの世界へと身を投じてゆく……。
日本全国より集いし強豪脱衣士たち。脱がすか脱がされるか、恥辱を懸けた熱き戦いがいま始まる!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
θ(シータ)
68
「行ってこい。そしてさくっと勝てばいいのさ。目指せ、テレビでぽろり処女の全裸大公開だ!全国のお茶の間で青少年たちが夢で股間を膨らませてそんなシーンを待ってるぞ」ある日、自分が先祖代々脱衣士の家系の人間であることを知らされた古織木綿がパートナーであるお針子巫女の天縫ミシンと共に脱衣バトルの世界へと挑んでいく物語。こういうひたすら馬鹿だ!と思う本は久しぶり読んだかもしれない。相手の天衣を脱がして処女の裸を見るために頑張るいう木綿の馬鹿設定がとてもアレだったwていうか、続くんかーい!!星4つ【⭐️⭐️⭐️⭐️】2015/08/27
星野流人
14
童貞と処女が脱がし合いをする国を挙げてのバトルトーナメントラノベ。 なんていうか、『脱がしあいのバトルラノベが書きたいぜ!』っていう想いが先行してしまって、肝心の中身が薄っぺらく感じてしまう……といいますか。主人公の特訓からメインとなるべきバトルの中身まで、ぱぱぱっと終わらせてしまっている感じがしてならない。世界観の説明も浅く、『そういうことになってます』で無理矢理納得させようとしている感じが。せめてバトルの中身くらいはもう少し、知能戦とかいろいろ取り込んでくれていれば、評価できたのでしょうが……。 2014/04/05
ころん
6
脱衣士の家系に生まれた木綿は、<脱衣の儀>に参加することになる。今まで一般人として生きてきた木綿は脱衣士として修行をするために後継者の姫乃と共に山奥へと連れて行かれるが、そこにはパートナーであるお針子巫女のミシンがいた。タイトルと表紙からしてもうアレだし、エロいことやってるだけのネタラノベと思いきや、なかなかに熱い話で面白かった。互いに服を脱がし合ってるだけなのに格ゲーのような駆け引き。設定もシンプルで、スケベで明るい主人公も作風に合ってて、良い馬鹿ラノベでした。挿絵は期待通り(?)肌色多め。2013/03/19
サケ太
5
脱衣の儀という相手の服を脱がせた方が勝つというバカバカしい設定を爽快かつ熱く描いている作品。このバカバカしさとストレートなエロ要素が心地いい。2013/02/25
尚侍
3
とっても面白かった。ラノベのエロ描写はあまり好きではないのだけれど、本作の場合はエロが必然性として存在し、それを真面目に極めているというところで、あざといエロ描写特有のいやらしさを感じないので、いわゆるエロイラノベとは一線を画しているのがいい。正直おバカな内容ではあるけれど、テーマこそそうであっても中身は本当にしっかりと描かれているので、エロイ展開ではあるけれど青春の爽やかさを感じられるほどに昇華している点が素晴らしい。かなり好みが出るだろうし完全に「男の子向け」と思いますが、自分は全然OKでした。2013/03/01
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