内容説明
銀腕のコルテスVSリョウト――運命の闘い!
“あんな男は見たことがなかった。信じられないほど自分勝手で、暴力的で、誰も彼を理解することはできない。銀色の腕が、まるで冬の月のように冴え冴えと輝いている――”
王をたぶらかし、王妃ともども亡き者にした“マルランダの魔女”フレデゴンドが権力を掌握した軍事国家マルランダ王国。勢力拡大を目論むマルランダを抑止すべく、近隣の国エルフェンラングとメイトリア帝国のあいだで、妖艶なる女王フレデゴンドの暗殺計画が浮上する。極秘裏に進行する“非正規作戦”を遂行すべく、潜伏活動を開始するリョウトたち“ウィスキー・ハンター・チーム”。戦友ソフィアやウーゴ、シナフィに加え、砂漠エルフのニコレッテ、ドワーフのゲオルギウス、性格に難アリの魔法使いアーサーなど一癖も二癖もあるチームの前に立ちはだかる、“銀腕のコルテス”。観る者を恐怖におののかせる、獰猛な牙馬を駆り、鋼鉄でできたハルベルトを振るう最凶の巨人を、いったいどうして倒すことができようか――。
鮮烈のミリタリファンタジー、第2弾!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
8
アクションやエロチックな描写などぐっと濃くなり物語の規模が前作より大きくなった。シリーズ継続のための過渡期か回収されてない伏線もある。2011/02/04
ksk
3
安心のエロとバイオレンス。リョウトが駐在武官になって、どんな風に事件に絡んでいくのかと思いましたが、普通にまた特殊部隊員として潜入し、バッタバッタと敵をなぎ倒していきます。まあ定番の潜入ミッションから怒涛の合戦へとなだれ込んでいく終盤の展開は、怒涛過ぎてやや描ききれていない部分も感じられましたが、肝心のリョウトと今回のライバルキャラ、コルテスとの一騎打ちなどバトルの様子は非常に濃ゆく楽しませてもらえたので良かったです。2011/03/30
岳画殺
3
1巻を読んで「これはラノベじゃない」思いました。正統派のSFファンタジー物です。昔だったら早川か創元推理から出版される類の本です。買ってから「疾走する…」「GENES」の作者の方だと気が付きました。この2冊と違いこちらの方がずっとハードです。2巻で部隊の仲間が既に2人死亡しています。1巻で起2巻で承となり~色々な伏線が出てきます。気になるのは、上司リカルド、ヴァンダル国のエドゥルネ王女の動向等々。これからも目を話せない内容で次巻も期待です。2011/02/13
鋼賀
2
これを上下巻に分けたほうがいいんじゃない。詰めすぎて全部あっさりと終わってしまう。色々と描写不足。あとがきもない。続編は出るの?重要な伏線はもうないのようです。リョウトとフランカもめでたくイチャイチャラブラブしましたし。でも織田non氏の絵はもう見られないとやっぱり惜しいです。2012/06/19
Lunor_kssg
2
読了.そこそこ.ニコレッテの活躍に期待しています.こうフランカと修羅場を!銀腕はややあっさりだったかなと。銀腕がもう一人いるみたいだし,王女がなかなか黒そうなので続編にも期待.2011/02/18
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