内容説明
不思議な力が繋ぐ三角関係が結末を迎える!
日向さんは僕と昔から幼馴染だという。
その状況に困惑しつつも、幼馴染の庄助くんとして接してくれる日向さんは僕を奴隷扱いしないし、とても素直に僕に気持ちを伝えてくれるから、今まで感じたことのない魅力で溢れている。
デレデレしている僕を見て幡ヶ谷さんは「生徒会長はあなたの幼馴染みだから、あなたと一緒にいるのは当然だわ。それを気にしてしまう私が悪いんだわ」
と自虐的で話も聞いてくれないし、藤森さんは「君、もしかして幡ヶ谷から神谷に鞍替えしたのかな」
とよくわからないことを言うし、もうどうすればいいの!? 僕はもう不思議な力に翻弄されたくないのに!!
「記憶」をめぐる不思議な三角関係ラブコメの完結巻。
イラストは『神様のメモ帳』コミカライズ作画などを手掛けるTiv。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
12
ちょっと方向性を見失っちゃったかな? 最後きっちりひとりのヒロインで決着をつけたところは好印象ですが、そこに至るまでの過程が今ひとつはっきりしないというか、この決着ありきで物語を組み立てた感が強かったように思います。ヒロインズは三人とも、女性作家ならではのリアルさが活きていて、大変魅力的でした。時に怖いと感じたり、時にはイラっとさせられたり、それもきっとキャラクターに血が通っていたからでしょう。思えば1巻のコンセプトが一番面白かったように思います。徐々にそのシンプルさが影を潜めていったのが個人的には残念。2013/03/02
Makos
12
完結。3巻はなんかこれまでと違うなと思ったけどあとがきを読んでなるほど納得。この作者の今後に期待が持てるシリーズでした。最後の終わらせ方は個人的にはけっこう好きです。展開的に謎の残る点はあれど。2012/08/12
シュエパイ
12
お?お・・・完結!?あぁ、でもそれならそれでよかったのかな、これは。悪いものを祓うバクに導かれて、なんだかぐちゃぐちゃになった人間関係で悩んだりした物語でした。あ・・・でも、きっと麦芽いなくても同じことだったのかも。こんな風に、自分でもどうしていいのかわからない日々をすごすのが、学生時代なんだっていう気もするし。(既に悪女とか関係なくないかって気がするのは、そっと胸にしまっておこう)2012/07/20
しぇん
11
表紙から想像できてしまいますがまさかの逆転end。一巻時点では絶対幡ヶ谷さんさんendか曖昧endだと思っていましたが。藤森さんも結構空気でしたが、決着つけたのは良かったのかな?幡ヶ谷さんが可愛そうですが、もうどちらを選んでも痛さはあっただろうから複雑です。2013/12/08
shin
11
2人の女の子との関係に変化が起きそうで起きなかった臨海学校で、仁は妖怪の獏と遭遇し、帰ってみたら日向さんが幼馴染になっていたお話。畳み掛けるように出来事や気持ちの揺れ動きが進んだ感じですが、これまでの流れでは予想できなかった明確な答えを出したのは印象的です。女の子達は置かれた状況により表面的に悪女だったり恐い側面を見せるけれど、根底にあるやさしさや好意に触れることで変化していく関係は楽しく読めました。個人的には、好きなものには正直でいるという、後悔しない選択をする考え方が心に響きました。2012/08/03




