三浦綾子 電子全集<br> 三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(上)

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三浦綾子 電子全集
三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(上)

  • 著者名:三浦綾子【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 小学館(2013/02発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101162188

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内容説明

精神の自由と情熱をつらぬいた茶聖・千利休の半生記を描いた歴史長編。

三好長慶を異母兄に持つお稲は、武力の強さにあこがれ、茶の湯の天才である夫・利休を軽んじていた。利休はそれでも家族を大切にしていたが、能の天才・宮王三郎の妻女・おりきに出会い、激しく心を奪われてしまう・・・。
利休の、反権力的な堺町人文化の一頂点でもある茶の湯の道を極めていく縦軸と、おりきへの激しい思いを横軸に、戦国時代を描いた歴史長編。精神の自由と情熱をつらぬく強さを持った男の半生記でもある。

「三浦綾子電子全集」付録として、著者が裏千家茶道の機関誌である月刊茶道誌『月刊淡交』に寄稿したエッセイ、著者の手によるぐい呑み写真を収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

カレイ.シュウ

63
上巻は利休と正妻お稲、二番目の妻おりきとの恋愛小説の様相。当時の堺商人と戦国武将の関係、その間を切り結ぶ茶の関係は面白い。さてキリシタンの話が出てきました。利久の逸話でキリシタン関係の話は知らなかったのですが、時代背景を考えればさもありなん。作者は三浦綾子だし、下巻でどうなるのでしょうか?2019/10/28

優希

61
千利休とおりきが互いに想いを胸に秘めているのが切なかったです。2人が純粋すぎて胸が痛みました。最後の方にキリスト教のことが出てきたので、下巻はどんな展開になるのか気になります。2021/04/26

優希

49
再読です。茶道に打ち込む利休は妻に軽蔑されていたというのが意外でした。そんな中で出会ったおりきに激しい恋心を抱いてしまう利休。茶道一筋という印象が変わりますね。でも、互いに想いを秘めつつ、運命の波に飲まれていくのには引き込まれました。波乱に満ちたロマンに胸が痛みます。2023/12/14

Smileえっちゃん

47
古本処分の為の再読本。三浦綾子さん。「利休にたずねよ」など、戦国時代小説で見られる利休は、茶人として凛としたイメージがあるのですが、人間味があったのですね。下巻に進みます。2020/06/16

ach¡

30
細川ガラシャ夫人の佳作ぶりに畏敬し、同著にて明智光秀の隠れ蓑説を目にしたため利休に興味を持つ。眠たくなりそうな題名に気後れするもあっさり序盤から引き込まれる。利休の茶人としての姿より一人の男として描かれる面白さ、下手な恋愛小説より甘酸っぱい上に時代のスリルがスパイスィ♡でマイウー。人物の内面を描かせたら三浦氏の右に出る者はないと勝手に神格化しているが、本作でも見事に各々の人物を掘り下げ、巧みな心理描写にて私の心を鷲掴みにする。処女作『氷点』からぶっ飛んだ完成度をみせる彼女の手腕やっぱりダテじゃない!下巻へ2015/06/07

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