ネクログ（１）

著者名：熊倉隆敏【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063107401

内容説明

時は近代の中国。大都市で駆け出しの物書きとして活動する青年・宋玉生（ソン・ユーシェン）は、師匠である道士・胡才良（フー・ツァイリャン）から「腕の立つ道士」を探してこいと命令を受ける。ところが、悪鬼に絡まれたり道士たちの術較べに巻き込まれたりと大変な事に！　これも全ては大好きな薛姐（シュエねえちゃん）を生き返らせる為と、宋は奮闘するのだった――。『もっけ』の熊倉隆敏が描く、チャイナな仙術ファンタジー！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ひお]

突然何の説明も無く始るキョンシーとそれを操る術師、そしてそのキョンシーを姉と呼ぶおそらく主人公w世界観が説明されてないのに読んでるうちにどっぷりハマれるのは作者がその辺上手いからだろー。しかし最近の子供はキョンシー知ってるのか？アフタヌーンだから子供知らなくてもOKかなｗ

2011/08/12

[柊龍司＠中四国読メの会＆読メ旅＆読食コミュ参加中]

もっけもおとなしくて好きだったけど、こっちの方が私の好みかも。本来グロいものが作品の絵と雰囲気でまろやかなグロさになってますね。

2011/04/10

[NICK]

仙人に姉をキョンシーにさせられた男が姉に魂を宿らせるため奮闘する中華ファンタジー。仙人でもなんでもない主人公が姉への想い一筋で困難を乗り越えていくというのはなかなか見ていて気持ちのいいものがある。しかし、個人的にはやはり仙人同士化かし合戦が一番の見所に思えた。子供の姿から野人や獣へ自在に変化し、触手と化した机に捕らえられたと思いきや水になって抜け出し、相手を引きずり込む！ おお、なんたるスペクタクル！ 中華ファンタジーというのにほとんど初めて触れたが、西洋風とは違う独特の雰囲気に想像力を刺激される

2012/08/28

[exsoy]

美人なキョンシーさんだね

2012/05/17

[徳右衛門]

生ける屍となった幼なじみの姉ちゃんに魂を戻そうと躍起になる主人公。その姉ちゃんが死体を食ったり首を切り落とされたりと凄まじい。魂が戻っても姉ちゃんにその記憶が残ってたら精神崩壊するんじゃないかと危惧してしまう。

2011/04/17