C★NOVELSファンタジア 光の楽園2 侯爵夫人エデレイド

著者名：涼原みなと【著】

中央公論新社（2012/11発売）

• ISBN：9784125011745

内容説明

没落貴族の娘エデレイドは、自活資金を稼ぐために赴いた競馬場で、青鹿毛の駿馬「黒旺号」に魅せられる。政略結婚の相手がその馬主だったことから、彼女は自ら騎手となりレースに挑むが!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[U]

面白かった！というかニヤニヤときめきました。エデレイドが楽しい。まわりの人々も前巻と比べ優しい人々が多くてほっこり。ガウランの突撃シーンは笑っちゃいけないと思いつつぶっ飛び過ぎてて口許ぷるぷるした。なにこのひと楽しい。旦那さんが次第にメロメロ（笑）になっていっているのが、読んでてたいそう愉快です。ラストはもう、ほんとに、エデレイド圧勝！って感じで。ニヤニヤが止まらない。できれば長生きして欲しいな。

2012/01/23

[K]

おもしろかった〜！ ほぼ一気読み。エデレイドの性格がとても好き。そして旦那様にはホレたー(笑) 冷たくしつつもだんだん〜みたいな感じが良かった♪ でも、しっかりと競馬の話でもあります。馬の話を読んだのは初めてだったので新鮮でした。 3巻でこの夫婦のその後が少しでも読めたら良いなと思っております

2012/01/30

[tatsuki]

ウェディングとは元来賭けである、というあの言葉が頭を過ぎるなあ。厳密な血統主義で得られるは正義か欺瞞か。この地域にて遅まきながら個人／平等主義に根ざす革命か王朝転覆の足音が聞こえてきそうな第二章。光の楽園への道のりはまだ遠い…。抱えこんだ矛盾を解消せんことには。しかし、競馬小説あるいはご主人ざまあな展開がとてもとても楽しかった（笑）。

2011/10/25

[なぷ]

面白かった！　こういうヒロインは良いねー。人たらしの素質あるわ。しかし、旦那が馬に三角関係で負けるとは（笑）馬と睨み合う旦那は本当に笑えた。できれば、二人のこの先が少しでも長く続くと良い。

2012/05/01

[サキサキ]

借本。面白かった！貧乏貴族のお嬢さんがお金の為に競馬したり結婚したり借金して馬買い取ったりその返済の為にジョッキーになる話(で間違ってないよね？)旦那よりも馬とラブラブなんだよね(笑)馬と旦那の静かなにらみ合いとかちょっと笑える。そんで、作品内で一番稼いだのはあの夫人だと思うんだ。エドが前向きでなんか心地よかった。

2012/04/29